目新しくはなくても十分使えそうなパナソニックのロボット掃除機。ルーロ「MC-RS310」

パナソニックのおにぎり型ロボット掃除機、ルーロのNO.2モデルです。

ホワイト↓


パナソニック ロボット掃除機 RULO(ルーロ) ホワイト MC-RS310-W

メタリックブラック↓


パナソニック ロボット掃除機 RULO(ルーロ) メタリックブラック MC-RS310-H

この「MC-RS310」には、上位モデルとして「MC-RS810」があります。

この2つのモデルはパッと見はよく似ていますが、中身は大きく違います。

上位モデル「MC-RS810」はカメラセンサーを搭載していて、掃除するエリアをマッピングしながら合理的に掃除をしていきます。Wi-Fiを利用したアプリとの連携も重要な機能となっていて、部屋のどこにゴミが多かったかなどを視覚的に確認出来たりします。

一方、この 「MC-RS310」にはカメラセンサーが無く、当然マッピング機能もありません。

障害物を検知しながら、アルゴリズムに基づいたランダム走行をすることで掃除をしていく、いわゆる従来型のルンバと同じタイプのロボット掃除機です。

どちらが優れているのかと言えば、当然上位モデルの方が優れているということになりそうですが、上位モデル「MC-RS810」の価格が9万円前後なのに対し、 この 「MC-RS310」は 5万円前後と半額とまではいきませんが、だいぶ価格が安くなっています。

そして、カメラセンサーこそありませんが、レーザーセンサー、超音波センサー、赤外線センサーの3種類のセンサーを搭載していて、細かく正確な走行が期待できます。床面を検知して、床の種類に応じてパワーをコントロールしたり、クリーンセンサーでゴミの量を感知することも出来ます。

アプリとの連携機能はありませんが、大型のリモコンが付属していて、本体の操作はもちろんのこと、掃除するエリアを3か所登録することが出来たり、1週間分の掃除スケジュールを設定出来たりします。掃除の状況や発生したエラーを音声で確認することも可能です。

上位モデルには及びようもありませんが、なかなか多機能なモデルだと言えるでしょう。

ただ。

この「MC-RS310」に備わっている機能は、旧モデル「MC-RS300」とそれほど変わりません。

この「MC-RS310」ではブラシが改良されていて、集塵性能がアップしているので、比べるならこの「MC-RS310」の方がベターということになるのでしょうが、まあ大きな差は無さそうです。

そんなこともあり、決して革新的とは言えないこの「MC-RS310」ですが、旧モデルの「MC-RS300」がそうであるように、それなりに使えるロボット掃除機だとは言えるでしょう。

■MC-RS310のスペック

発売2018年10月
サイズ幅330×奥行325×高さ92mm
重さ3.0kg
集じん容積0.25L
稼働時間約100分
稼働面積約30畳
充電時間約3時間
バッテリー寿命充放電約1,500回
乗り越え可能な高さ約2cm

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