一昨年、昨年と生まれ変わり続ける不死身モデル。パナソニックの衣類乾燥除湿機「F-YHSX120（＝F-YC120HSX）」

シンプルなBOX型をした衣類乾燥除湿機です。

ノーマルモデル「F-YHSX120」↓


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販路の違いで型番（とカラー）が異なる同型モデル「F-YC120HSX」↓



この「F-YHSX120（＝F-YC120HPX）」は、１日の除湿量が9/10リットル（50/60Hz）と、なかなかパワフルな衣類除湿乾燥機です。

2kg相当衣類の乾燥時間目安にしても、約75分と、やはりなかなかスピーディーです。

基本となる除湿と衣類乾燥の他、ナノイーを利用した花粉やニオイ対策用や、少量の洗濯物用など、豊富な運転モードを備えています。センサーで乾燥具合を検知することが出来るなど、省エネにも配慮されています。

上位モデルとして「F-YHRX200」というさらにパワフルなモデルがあるので、ともかく乾燥能力を追求したい場合はそちらのモデルがベターとなりますが、この「F-YHSX120（＝F-YC120HPX）」も、パワー以外の機能面ではそれほど見劣りしておらず、家庭で普通に使用する分には、十分過ぎる性能と機能を備えていると言えるでしょう。

ただ。一応考慮しておいた方が良いかもしれない点として、この「F-YHSX120（＝F-YC120HPX）」は、前年発売の旧モデルとなる「F-YHRX120」から特に変化の無いモデルです。そして、旧モデル「F-YHRX120」にも販路の違いで型番が異なる同等品「F-YC120HRX」が存在するので、「F-YHSX120」＝「F-YC120HSX」＝「F-YHRX120」＝「F-YC120HRX」という単純なのにややこしい等式が成り立ちます。

そして実は、旧モデル「F-YHRX120（＝F-YC120HRX）」にしても、さらにその前年発売の旧モデルとなる「F-YHPX120」から変化の無いモデルとなっていて、この旧旧モデルにも、やっぱり型番違いの別モデル「F-YC120HPX」が存在する、というキリのなさそうな状況となっています。

たとえスペック的には同じ製品だとしても、型番ごとに新しいパーツの採用や細かい設定の変更が行われている可能性は否定出来ないわけですが、製品を選ぶ消費者にとっては、だいぶ分かりにくくなってしまっていることは否めません。

まあ、メーカー側からすれば、だから新しいモデルにすれば良いだけだよ！ということなのでしょう。

■F-YHSX120（＝F-YC120HSX）のスペック