三菱電機の衣類乾燥除湿機ラインアップ(2021年2月)

「サラリ」という名称で衣類乾燥除湿機を展開している三菱電機ですが、パワー重視で「除湿力」を重視しているモデル(=ハイパワータイプ)と、赤外線センサーを使った「部屋干し3Dムーブアイ」を搭載し、多彩な送風を行う「衣類乾燥」に強いモデル(=部屋干し3Dムーブアイ搭載タイプ)と、大きく2つに分かれているラインアップとなっています。

ハイパワータイプ

細かな機能よりも、パワーとサイズを生かした空間全体の除湿力を誇るモデルです。1℃という低温からも除湿運転が出来る寒冷地対応も特徴としています。

MJ-PV240RX

2020年4月発売モデル。価格目安:74,000円くらい。
「業界No.1」らしい1日あたり最大24リットルもの除湿力を誇るパワフルモデルです。独自のインバーター制御により、同じ「ハイパワータイプ」の「MJ-P180RX」よりもパワフルでありながら、1リットルの除湿にかかる消費電力が20%以上も少ないという「ズバ乾」を特徴としています。室温に応じて除湿力を調整する繊細な運転が可能ですが、本体だけで約18kg、さらに5.5kgの容量がある水タンクも備えているビッグサイズな製品となります。


お部屋をまるごとパワフル乾燥。広い空間も、しつこい湿気もズバ乾が一気に快適ドライ

MJ-P180RX

2020年4月発売モデル。価格目安:40,000円くらい。
1日あたり最大18リットルの除湿力を持つパワフルな製品です。湿度の目標を設定して運転を調整出来るほか、低温下の1℃から除湿運転が可能となっています。最上位モデルである「MJ-PV240RX」と比べてしまうと、単純にパワーが劣っているだけでなく、細かな運転調整能力の差など機能面についても見劣りしてしまうのですが、サイズと価格を考えると、まあ仕方ないところかもしれません。


季節や地域を問わず、ハイパワーならではの除湿力を発揮
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部屋干し3Dムーブアイ搭載タイプ

赤外線センサー「部屋干し3Dムーブアイ」を利用して、湿気残りを感知し、多彩な送風によって効率良く乾燥を行うモデルです。

MJ-M120RX

2020年4月発売モデル。価格目安:44,000円くらい。
赤外線を利用した「部屋干し3Dムーブアイ」により、洗濯物の乾き残りを把握しながら乾燥を行う高機能モデルです。180cm幅の範囲をカバーするワイドな送風から、手動で送風の狙いをつけるピンポイント送風まで多彩な送風方法を選択することが出来ます。単純なパワーでは「ハイパワータイプ」の方が有利ですが、衣類の部屋干し性能を重視する場合は、高い使い勝手によって立場が逆転しそうです。


部屋干しのこれからに、新しい風を。三菱は「全体乾燥」プラス「集中乾燥」で一気にカラッと

MJ-M100RX

2020年4月発売モデル。価格目安:37,000円くらい。
上位モデル「MJ-M120RX」と同じく、「部屋干し3Dムーブアイ」を搭載して、広い範囲に送風が出来るモデルですが、本体の大きさまが同じでありながら、除湿力が11/12リットル(50/60Hz)→9/10リットル(50/60Hz)に低下していて、ピンポイントで送風方向の狙いを設定する「光ガイド」機能もカットされている下位モデルです。


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