旧システムでWi-Fiも無しの廉価版ルンバ。iRobot「ルンバ641」

ロボット掃除機の王者、ルンバの廉価版「600シリーズ」の下位モデルです。



iRobot ロボットクリーナー ルンバ641 ブルーシルバー R641060

上位の「690」との違いはWi-Fi対応をしているかどうかです。もちろん、下位モデルであるこの「641」の方が、Wi-Fi対応をしていません。

このため、この「641」では外出先からルンバを動かしたり、スケジュール設定をすることが出来ません。この「641」に掃除をさせたい時には、その都度本体のスイッチをポチッと押す必要があります。

、、、。

まあ、それほど大きな問題ではない感じもします。

もともとルンバは万能ではありません。ルンバが行き倒れしてしまいそうな障害物がないか、ルンバに吸われたくないものが床に落ちていないか、ルンバに掃除をさせる前に部屋の状態をチェックをした方が無難です。

外出した後にルンバのスイッチを押し忘れてしまったことに気がついた時など、遠隔でルンバを起動出来た方が便利なのは間違いありません。しかし、掃除したエリアのマッピングを行ってくれる最上位「900シリーズ」のようにアプリを経由する機能が多いモデルならともかく、遠隔で電源がオンオフ出来る程度の話であれば、それがルンバを使う上で決定的なポイントかというとそんなこともない気がします。

というのも、この「641」のオフィシャル価格は税込39,880円、そしてWi-Fi対応モデル「690」は税込49,880円と1万円の価格差があるのです。

そして、この「641」も上位の「690」にしても、すでに2世代前の方式となる「3段階クリーニングシステム」のため、清掃能力は最新モデルと比べると明確に差があるとされています。

もちろん、かつてはそれでもライバル製品と比べて高い性能を誇った清掃方法なので、どうせ廉価版だし、、、と卑下する必要は無いわけですが、せっかく廉価版なら、わざわざWi-Fi対応にするよりは価格が少しでも下がった方が良いかな、、、と考える方が多数派となる気がしてなりません。

ルンバが欲しい!

しかも、なるべく安く!

機能面は別にしても、そう考えた場合にもっとも有力な選択肢となることは間違いないでしょう。

■ルンバ641のスペック

サイズ最大幅340×高さ92mm
重さ約3.6kg
集じん容積-
稼働時間最大60分
稼働面積-
充電時間約3時間
バッテリー寿命-
乗り越え可能な高さ約2cm

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