人感センサーが付いていることは間違いないアイリスオーヤマのヒーター「JCH-125D」

家電業界での存在感を高め続けているアイリスオーヤマのファンヒーターです。



アイリスオーヤマ セラミックファンヒーター 人感センサー付き 1200W メカ式 ホワイト JCH-125D

この「JCH-125D」の大きな特徴は、フロントパネルに人の動きを感知する人感センサーを搭載しているということでしょう。

人が吹き出し口の前にいる時だけ運転をすることで省エネに役立つというわけです。

ただ、機能面で特徴と言えるのはそれくらいです。

適用面積は5〜8畳程度でそれほどハイパワーな感じはありませんが、電気ファンヒーターとしては標準的でしょう。それでも消費電力は最大1200Wに達します。無駄遣いは電気代として目に見えるカタチではね返ってくるので注意が必要です。これはつい人感センサーの活躍に期待したくなってしまいそうです。もちろん、電気代よりも寒さの方が厳しい時には人感センサーを切って連続運転させることも可能です。

人感センサー以外に、この「JCH-125D」は特別な機能は確かに無いのですが、転倒時の電源オフや、チャイルドロックなども付いていて、安全面にも一応配慮されています。

ただ、同じ系列となる「JCH-125T」には、長時間操作がされない時に自動で電源オフがされる機能もありますが、この「JCH-125D」にはありません。なぜたったそれだけの違いしかない製品をラインアップする必要があるのかよく分からないのですが、それだけ家電業界は奥が深いということなのでしょう。

傑出した製品では全くないのですが、特に文句をつける必要もなさそうです。まず販売価格を設定して、その価格で生産できるような仕様に絞り込んでいくというアイリスオーヤマ自慢の引き算開発によって生み出された、ただ単に安いだけではない製品ということは言えそうです。

■JCH-125Dのスペック