他の仲間とはちょっと毛色の違う空気清浄専用モデル。日立の空気清浄機クリエア「EP-MZ30」

日立の空気清浄機ラインアップの中で唯一、加湿機能をもたない空気清浄専用モデルです。



日立 空気清浄機 クリエア EP-MZ30-W(ホワイト)

空気清浄専用モデルだからといって、この「EP-MZ30」に強力な空気清浄機能を期待してしまってはいけません。

なにしろ、この「EP-MZ30」の風量は最大のターボモードで3.2㎥/分(50Hz)しかありません。これは他の日立の加湿機能付き空気清浄機の最大風量と比べると、その半分にも届かない数字なのです。

機能面で見ても、メーカーが記載している空気清浄機としての機能のうち、「自動おそうじ」もなければ、「ワイドスピード集じん」もなく、「PM2.5センシング」も「ガラスパネル」も「ステンレス・クリーンシステム」もありません。

あるのは、2時間限定の「切タイマー」、そして「ニオイセンサー」が付いていることくらいとなっています。「ニオイセンサー」だけがある、これはつまり「ダストセンサー」は付いていないということです。

まあ要するに、この「EP-MZ30」は単なる低価格&低機能モデルということなのです。実際、本体価格は他の加湿機能付き空気清浄機の1/3以下となっています。

ただ、なぜかこの「EP-MZ30」は空気清浄機には珍しいリモコン付きの製品となっています。

もしも、空気清浄機を手の届きにくいところにでも設置しようと考えている場合は、候補の1つとなって来る可能性はありますが、おそらくその想定はなかなかレアなケースということになるでしょう。

■EP-MZ30のスペック

サイズW400×D133×H424
重さ4.0kg
適用畳数15畳
風量0.7/0.5→1.5/1.2→3.2/3.3㎥/分(50/60Hz)
運転音19/15→31/26→46/49dB(50/60Hz)
消費電力16/14→22/20→38/41W(50/60Hz)

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