ともかく3倍の吸引力があるらしいダイソンのコードレスクリーナー

ダイソン DC62シリーズ

通常モデル「モーターヘッド」↓


DYSON DC62motorhead DC62MH

そして、付属品の充実した「モーターヘッドコンプリート」↓


Dyson DC62motorhead complete DC62MC

さらに、さらに付属品の充実した「モーターヘッドプロ」↓


Dyson DC62 motorhead pro オンライン限定モデル 【国内正規品】

「コードレス掃除機は吸取る力が弱く、使っているうちにさらに低下します」

といきなり本音っぽい言葉が飛び出してきます。

え?

そんなこと言っちゃって良いのでしょうか、、、

と戸惑ってしまいそうですが、どうやらそれは他のメーカーのコードレス掃除機についてだそうです。

そして、、、

「ダイソンは違います」(キリッ)

来ました。
来ました。

「(DC62は)コード付き掃除機よりも多くのゴミを吸い取ります」バーン!

いやー、いつも通りの自信満々です。

自分は「コードレス」のくせに、相手にしているのは「コード付き掃除機」。しかも、それよりも優れているというのです。ちなみに、ここで言う「コード付き掃除機」の中にダイソンの掃除機が入っていないということは書いてありませんが、もちろん確認するまでもありません。

この「DC62」はダイソン史上もっともパワフルなコードレスクリーナーだそうです。
ダイソン史を習ったことはないので、熟知している訳ではありませんが、自分たちで言うのだからその通りに違いないでしょう。

3倍?1.5倍?10倍!?

ダイソン史上もっともパワフルだという、この「DC62」。
そのパワフルさを裏付けるような、ものスゴい数字があげられています。

「DC62」に搭載されている「ダイソンデジタルモーターV6」は毎分最大11万回転という従来のモーターの3倍もの速度で回転することで、他のコードレスクリーナーの3倍の吸引力を実現したというのです。

やっぱり相手にしているのは他の「コードレスクリーナー」じゃないか!
という突っ込みは飲み込みつつ、3倍というのは確かにスゴそうです。

しかし、3倍の吸引力というのは、他のありとあらゆるコードレスクリーナーに対してということなのでしょうか?

そして、従来のモーターの3倍もの速度でモーターが回転=3倍の吸引力という風に、即座につながるものなのでしょうか?

実は、この新型V6モーターについては、別のところで、従来のモーター(=V2モーター)の1.5倍のパワーを生み出す、という記載もあります。

そして、また別のところでは、売上上位のコードレスクリーナー10機種を対象にしたバトルロイヤル(会場:ダイソン社内)で「他のコードレスクリーナーの10倍の吸引力」があるということが判明しているそうです。

回転速度は3倍。
パワーは1.5倍。
吸引力は3倍。
テストでは10倍、、、。

ちょっと、よく分からない感じもしますが、まあ少なくとも1.5倍はパワーアップしていると思えば間違いは無いのかもしれません。

ヘッドも、バッテリーも改良!

そしてもちろん、この「DC62」はモーターが強力というだけではありません。

ダイソンの製品には、これまた他を寄せ付けない必殺のサイクロン機構があるのです。

この「DC62」に搭載されているサイクロン機構は「2Tier Radial(ティアーラジアル)サイクロン」だそうです。

いやー、何かそれっぽいですね。
さすがサイクロンの本家本元といったところでしょうか。

辞書によると、Tier=層、Radial=放射状、です。
直訳すると「2層式放射状サイクロン」となり、何だかグッと事務的な印象になりますが、それでも某国内サイクロンにあるような「遠心分離サイクロン」などよりは、はるかにマシな感じです。

さらに、カーペットに強いナイロン素材のブラシと、フローリングに強いカーボンファイバーブラシを組み合わせた最新のモーターヘッドが様々な床面に対応するそうです。

これらのテクノロジーが合わさることで「コードレス掃除機よりも多くのゴミを吸い取ります」(キリッ)ということになるのだそうです。

実際、ライバル製品であるエレクトロラックス社の「エルゴラピード」としか思えないコードレス掃除機とゴミの吸い比べをして圧勝してみせるという映像も公開されています。

当然「DC62」が負けない条件で実施していると思われるので、丸ごと鵜呑みにする訳にはいかないのかもしれませんが「やっぱり、吸引力には結構差があるのかもな、、、」と感じさせる威力があります。

また、この「DC62」はバッテリーにも改良が加えられているらしく、旧モデル「DC45」では約5時間30分となっていた充電時間が約3時間30分と大幅に短縮されています。これはかなりプラスなのではないでしょうか。

なぜなら、この「DC62」の不安要素の1つと思われるのが、通常で20分、強モードで約6分という短い駆動時間だからです。

いくら大活躍出来るパワーがあったとしても、稼働時間が短いと掃除が終わらない危険性があります。
その上、充電時間も長いということになると、使い勝手的にはマイナスと言わざるを得ません。

5時間30分が3時間30分になったところで、1度掃除をした後、充電が完了するのを待って、もう1度掃除をするという骨のある人は少数派かもしれませんが、まあ、充電時間が短いに越したことはありません。

ただ、メーカーの分析によると、そんな心配もいらないみたいです。

「日本の家庭で行われた1,227回の掃除のデータによると、18分以内に全てのお掃除が完了している割合が90%以上であると確認された」

のだそうです。

18分!

早っ!

と思ってしまう人は、残念ながらノロマな残りの10%ということになります。

しかも、この数字はダイソンのコード付掃除機を使用した際の数字だというのだから、なお驚きです。
なぜなら、ダイソンのコード式掃除機ということになると、サッサと掃除が終わるであろう、ワンルームなどの部屋がかなり除外されそうだからです。

本当かな、、、?

正直、1,227回の掃除の詳細を知りたいような感じもします。

しかし、18分で終わると言われると、もっと手早く掃除をしないといけないのかな、、、という気にもなってきます。

そして、首尾よく手早く掃除が出来るようになると、この「DC62」を使いこなす資格も得られるという訳です!
わーい。

こうなると、後は通常の「DC62モーターヘッド」と、付属品の充実した「DC62モーターヘッドコンプリート」のどちらを選ぶかという問題が残るだけです。

これはズバリ「DC62モーターヘッドコンプリート」ではないでしょうか?

何しろ「DC62モーターヘッドコンプリート」には「ソフトブラシツール」→5,250円、「フレキシブル隙間ツール」→5,250円、「フトンツール」→4,200円、の3つが付いているのです。締めて14,700円です。

ところが、通常の「DC62モーターヘッド」と「DC62モーターヘッドコンプリート」の価格差は1万円というのですから、4,700円もおトクなのです!

そして、そのおトクな「DCモーターヘッドコンプリート」のお値段は、、、

79,800円!

うひゃー。

もしかすると、4,700円のおトク感にこだわり過ぎるような人には、あまり向いていない掃除機なのかもしれません。

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