ダイソン キャニスター型掃除機ラインアップ(2016年4月)

「吸引力の変わらないただひとつの掃除機」のダイソンですが、もちろんダイソン印の掃除機はただひとつだけではありません。

キャニスター型掃除機

Dyson Ball Fluffy “ダイソンボール フラフィ”(CY24MH)

(2015年発売)→詳細ページ


現行のメインモデルとなるのが「大きなゴミから小さなゴミまで、最も多くのゴミを同時に」吸い取るという「ソフトローラークリーナーヘッド」を搭載している「ダイソンボール フラフィ」です。

最大の特徴である「ソフトローラークリーナーヘッド」は、ヘッドの幅いっぱいのナイロンフェルトで大きなゴミを、ナイロンフェルトの間にあるカーボンファイバーブラシで微細なゴミを取り除くという画期的な新型ヘッドです。

何しろ、これまでの掃除機は大きなゴミと小さなゴミとを同時に吸い取ることが出来ないという、ちょっとビックリな弱点を抱えていたらしく、この「ソフトローラークリーナーヘッド」がその弱点を解消出来るとなると、これはかなり画期的と言えるのではないでしょうか。

毎分10万回転以上も回り続ける強力な強力な「ダイソンデジタルモーターV4」、24個の内側のサイクロンで強力な遠心分離力を生み出し、ダイソンブランド神話の根幹とも言えるサイクロン機構「2ティアーラジアルサイクロン」など、旧モデル同様のメカニカル的な迫力はしっかりキープしています。

吸引力そのものは実は強くなかったり、相変わらず騒音が改善されていなかったり、手元ブラシやセンサーなどの細かな機能は皆無だったり、ゴミ捨てが面倒だったり、ダイソン印の掃除機の弱点も色々と知れ渡るようになってきましたが、それでもゴミの分離能力については高い完成度を誇るダイソンのサイクロン機構の魅力は未だに健在と言えるでしょう。衰えていません。

Dyson Ball Fluffy+”ダイソンボール フラフィプラス(CY24MHCOM)”

(2015年発売)→詳細ページ


本体は標準モデルと同じですが、付属品がまるで違います。

標準モデルの唯一の付属品「コンビネーションノズル」が無い代わりに「タングルフリータービンツール」、「リーチアンダーツール」、「カーボンファイバーソフトブラシツール」、「フトンツール」と一気に4つの付属品が付いて来ます。

Dyson Ball Fluffypro”ダイソンボール フラフィプロ”

(2015年発売)→詳細ページ


「フラフィプラス」と同じ付属品充実モデルですが、付属品の種類が違います。

「タングルフリータービンツール」、「リーチアンダーツール」、「カーボンファイバーソフトブラシツール」、「アップトップツール」の4つです。

「フラフィプラス」と比べると、「フトンツール」→「アップトップツール」に変更となっています。

「フトンツール」と「アップトップツール」のどちらが良いのか?
そして、なぜ「フトンツール」が付くと「プラス」で、「アップトップツール」が付くと「プロ」なのか?

特にメーカーから説明はありません。

「フトンツール」はその名の通り、フトンを掃除するための吸い口で、「アップトップツール」は手の届きにくい高い場所の掃除をするための吸い口です。

まあ、どちらも無いよりはあった方が便利です。当たり前です。

本体の価格で見れば、ノーマルの「フラフィ」が91,584円(税込)、「プラス」と「プロ」は102,384円(税込)で同額です。ノーマル「フラフィ」と比べると「プラス」&「プロ」は10,800円アップということです。

もちろん、この金額差は付属品の分の差ということになるわけですが、もしも、ノーマル「フラフィ」に付属品を購入して追加しようとするとどうなるのでしょうか?

「タングルフリータービンツール」は、6,480円、「フトンツール」は4,320円です。そして「リーチアンダーツール」と「カーボンファイバーソフトブラシツール」は別売りされていません。が、おそらく似たような用途で使用できると思われる「フレキシブル隙間ノズル」(5,400円)、「ソフトブラシツール」(5,400円)に置き換えてみると、付属品4アイテムの合計は21,600円となり、「プラス」或いは「プロ」を買うよりも、ちょうど10,800円高いという計算となります。

10,800円(税込)という金額は、税抜きにすると1万円です。

付属品が最初から充実している「プラス」&「プロ」は付属品の無い「ノーマル」よりも、ちょうど1万円高くて、「ノーマル」に「プラス」&「プロ」並みの付属品を追加で付けると、「プラス」&「プロ」よりも、ちょうど1万円高くなる。

こんなちょうど良すぎて、分かり易すぎる話があるでしょうか?

「プラス」と「プロ」で比べてみると、「プラス」に付属する「フトンツール」が別売りでは4,320円なのに対し、「プロ」に付属する「アップトップツール」は5,400円なので、別売りで購入してでも最終的に両方の付属品を揃えるつもりは、確実に「プロ」を最初に買った方が1,000円(税抜)お得という、やはりちょうど良すぎる価格設定となっています。

Dyson Ball Motorhead”ダイソンボール モーターヘッド(DC63MH)”

(2014年発売)→詳細ページ


この「ダイソンボール」には「DC63」というモデル番号もありますが、これまでのモデル番号を前面に出した呼び方ではなく、「ダイソンボール」という製品名で呼ぶことになったようです。最新モデル「フラフィ」も正式には「ダイソンボール フラフィ」なので「ダイソンボール」という言葉が思いっ切り重なっていますが、「分かりにくいかな?」などと空気を読む習性はイギリス人にはないようです。同じ島国でも、さすがかつて世界を制した帝国は島国根性の中身が違うのでしょう。たぶん。

それとも、もしかすると、この「DC63」は、後継モデル「フラフィ」が大幅にその製品名を変えなければいけないほどには、後継モデルとの差がない、というプラスの評価がされているのかもしれません。なにしろ、この「DC63」は、後継モデル「フラフィ」と同じ24個のサイクロン機構を搭載している本格派です。必殺の自家製モーター「ダイソンデジタルモーターV4」もしっかり積み込まれているので、同じ「ダイソンボール」というくくりにしておいて、新しいフワフワヘッド搭載タイプには「フラフィ」と追加しておくだけの方がむしろ分かりやすいでしょ、という帝国的大局に立った判断が下されているのかもしれません。言われてみれば、いくらフワフワヘッドを搭載していても、細かな場所の掃除をする際などにノズルを外してしまえば、ノーマル「ダイソンボール」も、現行「フラフィ」も、見た目はほとんど変わらない製品となってしまうのです。

ただ、現行「フラフィ」との最大の違いであるフワフワの「ソフトローラークリーナーヘッド」について、メーカー自らが「大きなゴミから小さなゴミまで、最も多くのゴミを同時に吸い取ります」(キリッ)となっているので、あえて、フワフワヘッド無しのこの「ダイソンボール」を積極的に買おうという気持ちには、とってもなりにくい雰囲気となっています。

本体のサイズは幅193×奥行361×高さ253mmで、現行「フラフィ」の幅203×奥行379×高さ253と比べると、「DC63」の方がわずかながらコンパクトとなっています。本体の重さは2.75kgで「フラフィ」の2.72kgよりも「DC63」の方が少しだけ重くなりますが、ホース、パイプ、ヘッドをつけた状態での重さは4.97kgとなり「フラフィ」の5.19kgより軽くなります。
何だかややこしいことになっていますが、要するに「フラフィ」のフワフワ新型ヘッドは従来のヘッドよりも重い、ということのようです。

Dyson Ball Motorhead+”ダイソンボール モーターヘッドプラス(DC63COM)”

(2014年発売)→詳細ページ


本体は標準の「ダイソンボール」と同じですが、付属品が増えているモデルです。現行の「フラフィプラス」とノーマル「フラフィ」と同じ関係です。

付属品も「フラフィプラス」と全く同じで、「タングルフリータービンツール」、「リーチアンダーツール」、「カーボンファイバーソフトブラシツール」、「フトンツール」の4つです。

DC63タービンヘッド

(2014年発売)→詳細ページ


「ダイソンボール」と同じ本体を持ちながら、ヘッド内部の回転ブラシがモーター駆動ではなく、吸い込む気流の勢いで回転する「タービンヘッド」となっています。

「モーターヘッド」と「タービンヘッド」のどちらが良いのか、ということになると当然「モーターヘッド」の方が良いでしょう。

「モーターヘッド」の方がモーターで回転ブラシを駆動する分、ゴミをかき込む力が強くなります。特にカーペットなど、ただ吸い込むだけではゴミを取りにくいようなところでは、ゴミの収集能力に差が出そうです。

しかし、「モーターヘッド」と「タービンヘッド」との間に、具体的にどれくらいゴミ収集能力の違いがあるのかについては不明です。

ただ、現行タイプ「フラフィ」のフワフワ型ヘッドが今後の主流になるとすると、フワフワ型ヘッドには回転ブラシ自体が無いというか、全体が回転ブラシのようになっているので、「モーターヘッド」又は「タービンヘッド」という従来の区別は不要となりそうです。というか既にラインアップ上でも現行の「フラフィ」には「タービンヘッド」は存在せず、この「DC63タービンヘッド」も「ダイソンボール」シリーズに入ってはいないので、オフィシャルのラインアップから消えていくのも時間の問題だと思われます。「タービンヘッド」はもはや絶滅危惧種と考えた方が良いのかもしれません。

DC48タービンヘッド(DC48TH)

(2013年発売)→詳細ページ


「DC63」のさらに1代前のモデルとなります。サイクロン機構が現行モデルの24個ではなく、10個と半分以下となっています。

さすがにこのモデルについては、メーカーも「音もサイズも小さく、より多くのゴミを吸い取ります」という幾分控えめなキャッチコピーを付けています。掃除能力が劣る分をカバーするためか、付属品が充実していて通常なら「プラス」モデルに付いてくる「フトンツール」、別売りの「フレキシブル隙間ノズル」、「ソフトブラシツール」が標準で付属して来ます。

DC48タービンヘッドコンプリート(DC48THCOM)

(2013年発売)


「DC48」の付属品充実モデルです。

付属品は「フトンツール」、「カーボンファイバーソフトブラシツール」、「リーチアンダーツール」の3つです。「フラフィ」や「DC63」の付属品充実モデルには付いてくる「タングルフリータービンツール」は付属していません。

しかも、ノーマル「DC48」には「カーボンファイバーソフトブラシツール」、「リーチアンダーツール」の下位互換付属品のような「ソフトブラシツール」と「フレキシブル隙間ノズル」が付属してくることを考えると、この「DC48タービンヘッドコンプリート」の「コンプリート感」はそれほどでも無い気がしてしまいます。もちろんメーカーも当然それを分かっていて、この「コンプリート」とノーマル「DC48」の価格差は5,000円と通常の付属品充実モデルとノーマルモデルの価格差1万円の半分に抑えられています。

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