サイズは格段に小さくなって、騒音もたぶん小さくなっている新型ダイソン「DC48」

サイクロンの王様、ダイソンの新型掃除機です。

ブラシがモーター駆動の「モーターヘッド」

サテンパープル↓



と、サテンフューシャ



そして、ブラシがモーターで駆動しない「タービンヘッド」

サテンブルー↓

ダイソン Dyson DC48 Turbinehead サイクロン式 キャニスター掃除機 DC48THSB アイアン/サテンブルー


と、サテンイエロー↓



なんと!
従来品「DC46」に比べて、30%の小型化と40%の静音化を実現したそうです。

これはスゴいです。
3割、4割当たり前!と言わんばかりです。

小型化も静音化も驚きの数字という感じがしますが、ともかくまずは、30%の小型化です。
従来機「DC46」と比べると、本体の幅は221→192mm(約13%減)、奥行は448→361mm(約19%減)、高さは292→253mm(約13%減)となっています。

うーん。

これは本当に相当なサイズダウンです。体積で見ると約39%も小型になっています。

重さも6.55kg→4.95kgと、約24%軽くなっています(モーターヘッド)。さらに、本体重量のみでは4.13kg→2.8kgへ約32%も軽くなっています(モーターヘッド)。
30%の小型化とは、この本体重量の減少を指しているのだと思われますが、重さだけでなく、本体サイズ自体がかなり小さくなっています。

どうやら、この小型軽量化には新型モーターの搭載が影響しているようです。

なにしろ、開発に約7年をかけたという「ダイソンデジタルモーターV4」なる、このモーターは従来の約1/3のサイズながら、従来品と同等クラスの性能を発揮するという、もの凄いモーターらしいのです。

モーターが小さくなったことが、本体の小型軽量化につながるわけですが、実はもう1つの特徴「40%の静音化」にも、この新型モーターの搭載が影響しているようです。

モーターが小さくなった→本体内の空間に余裕が出来る→空気の経路を長く取って騒音を低減&吸音材も配置出来る→静音化に成功!

というわけです。

これは期待が高まります。

ダイソンのサイクロン掃除機は、運転音が大きいことが弱点の1つとされてきました。しかし、なにしろこの「DC48」は、従来機「DC46」と比べて4割も音が静かになっているというのです。

さて、ちなみにその小さくなった運転音とは、いったいどれくらいなのでしょうか?

これが!

驚いたことに「秘密」です。

、、、。

従来からダイソンは運転音を公表していませんが、4割も騒音が小さくなったというこの「DC48」についても運転音は謎のままとされています。

「買ってからのお楽しみ」

というわけでは、まさか無いと思います。

しかし、4割も静かになった「DC48」においてでさえ、すんなりと公表することの出来ないレベルに騒音が到達しているのではないのか?

という憶測を止めることも出来ません。

また、この「DC48」では集塵力が従来機「DC46」の89.6%から93.3%に向上したとされていますが、何をもって集塵力としているのかが、今ひとつ良く分かりません。「DC46」も強力な風力による集塵力をウリとしていただけに、少し腑に落ちない感じもします。

さらに、この「DC48」においては、プレモーターフィルターの清掃目安が1年に1度となっています。

別にそれは構わないのですが、従来機「DC46」では約3年に1度となっていたので、手間としては増えることになります。しかし、これらについての説明もありません。

正直言って、他を寄せ付けないサイクロン機構の性能を誇るダイソンです。この「DC48」も吸引力については問題は無いと思われます。そして、騒音についてはともかく、30%以上の小型軽量化というのは、なかなか魅力的だということも確かです。

しかし、どことなく「ともかく、ウチの掃除機にしとけば良いんだって」的な感じも、しなくもありません。

サイクロン掃除機のトップブランドとしての地位を確立したために、もはや敵無し!、よって説明も無し!ということなのでしょうか?

いやー、ダイソンよりもコッチの方が全然良いよ!

と断言出来る製品が無いというのが、全くもって残念なところです。

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