ダイキン 空気清浄機ラインアップ(2016年3月)

空調事業において世界屈指の規模を誇るダイキンの空気清浄機ラインアップです。

加湿機能付き空気清浄機

ハイグレードタイプ「MCK70S」(=ACK70S)

(2015年モデル)→詳細ページ

最大風量7.0㎥/分。最大加湿量630ml/時。ホコリ&ニオイセンサー、そして温度&湿度センサーという、加湿空気清浄機に十分な自動運転してもらう上で必要と思われるセンサーはひと通り揃っています。また、加湿した空気と、加湿していない空気を混ぜて吹き出すことで加湿時も風量を落とさずに運転する「ダブルパスミキシング」方式は、加湿+空気清浄運転を多用したい人には魅力的な仕様です。ホコリを帯電させることで集塵効率を高める「電気集塵方式」や、効果のほどはともかく、イオンの力でアレル物質の働きを抑制させる機能も備わっており「ハイグレードタイプ」という触れ込みに誇張はありません。問題はこの「ハイグレードタイプ」の仕様が2012年からほとんど変わっていないということかもしれません。

スリムタワータイプ「MCK55S」(=ACK55S)

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従来までの「コンパクトタイプ」からデザインが一新され「スリムタワータイプ」となりました。本体色もカラフルな4色展開となっていて、デザイン家電っぽいたたずまいをしていますが、最大風量は5.5㎥/分、最大加湿量は500ml/時とそこそこのパワーを持っています。各種フィルターは基本10年交換不要のメンテナンスフリー志向な上、ダスト&ニオイセンサーと温度&湿度センサーを搭載しているので、自動運転で放置しておくことが出来る仕様となっています。
ただ、このそこそこの仕様自体は従来の「コンパクトタイプ」から変わっていません。大胆にチェンジした見た目ほどは中身は変わっていないという意外に保守派なスリムタワーです。

スリムタワータイプ「MCK40S」

(2015年モデル)

スリムタワータイプ「MCK55S」の下位モデルとなるのが、この「MCK40S」です。
上位モデル「MCK55S」と比べると、最大風量が5.5→4.0㎥/時、最大加湿量が500→400ml/時へとそれぞれ減っています。フィルターは同じものを使用しているので、基本的な違いはパワーだけです。ただ、この「MCK40S」に搭載されているのはニオイセンサーのみで、ダストセンサーはありません。
また、上位モデル「MCK55S」はカラフルな4色展開でしたが、この「MCK40S」はホワイト1本勝負です。さらにパワーは弱くなっていますが、本体のサイズは同じです。せっかくならパワーが小さい分、コンパクトになってると良いのですが、そこはいわゆるコスト的な問題ということで間違いないと思われます。

空気清浄機スタンダードタイプ

スタンダードタイプ「MC80S」(=ACM80S)

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ダイキンの空気清浄機ラインアップで唯一の空気清浄専用モデルとなるのが、この「MC80S」です。
最大風量は8.0㎥/分と、加湿機能付きのハイグレードタイプ「MCK70S」の7.0㎥を上回ります。ダイキンお得意の汚れを帯電させてキャッチする電気集塵方式、ミクロの粒子を粉砕するストリーマ放電などメーカーの先進機能が概ね搭載されていますが、本体外で機能するという「アクティブプラズマイオン」は非搭載です。
フィルターは2年交換のフィルターを最初に5枚セットで同梱するという抱き合わせ方式となっていて「10年間買い増し不要」という前向きに過ぎるようなアピールがされています。加湿機能付きモデルのような「10年交換不要」とは異なり、交換作業自体は必要になるので忘れないように注意が必要です。

プレミアムタイプ

クリアフォースZ「MCZ70S」(=ACZ70S)

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この「クリアフォースZ」は除湿機能が付いていて、空気清浄+加湿の他、除湿を行うことも出来ます。
しかも、最大風量は7.0㎥/分、最大加湿量は630ml/時、除湿量は8/9リットル/日(50/60Hz)と、どの機能もそれなりのパワーを誇ります。センサー類も充実しており、まさに1日中、1年中、自動運転で快適な空気を生み出してくれるマルチマシンです。ただ当然のことながら、お手入れする部品点数も多いので、完全に放置して良いというわけではありません。

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