気楽に走り回るモップ。CCP「mofa(モーファ)」

シー・シー・ピー「mofa(モーファ)ZZ-MR2」



CCP 自動モップロボット掃除機 【mofa モーファ】 プードルベージュ ZZ-MR2-BE

単純明快。動くモップ

自動モップロボット掃除機だそうです。
本体の底部全体がモップという、聞いて納得、見て納得のモップ感です。

機能もいたって簡単です。

スイッチを入れると動き出し、障害物にあたると方向転換しつつ、30分間走り回ると停止します。

普通のロボット掃除機にありがちな、センサーとか、人工知能とか、あまり関係ありません。

まあ、障害物にぶつかったことを感知するセンサーはあるのでしょうが、基本的には無心で走り続けます。

右回り、左回りを繰り返すことで、よりランダムな動きをするようになっていますが、このモーファ君が部屋の隅々まで走り回ってくれるかは、30分後にモーファ君が停止してみるまで分かりません。

、、、。

これは、確実にゴミを取り残しそうです。

ただ、このモーファ君は1回の充電で30分を3回走れるので、モーファ君の掃除ぶりに満足出来なければ、走行後グッタリしているモーファ君にムチを入れて追加作業をさせることも出来ます。

もちろん追加作業をしても、取り残したところだけを重点的に掃除することなどは出来ないので、再び運を天に任せるほかありません。

それでも、モーファ君が走り回る前と比べれば、モーファ君が走り回った後の方が、お部屋はおそらく、いやかなりの確率でキレイになっているはずです。

やらないよりはやった方がマシ。

そう考えることが出来れば、モーファ君の存在がグッと近くなるかもしれません。

小さな期待に小さく応えてくれる

対フローリング専門機であるモーファ君をスムーズに走らせるためには、障害物となりそうな物を片付け、床の凸凹を限りなくゼロに近づけておく必要があります。

モーファ君のために部屋を片付けよう!

そう考えることが出来れば、モーファ君の存在はググッとさらに近くなるかもしれません。しかもこれなら掃除する前から部屋もキレイになって一石二鳥です。

ただ、アナログ指向のモーファ君は段差のあるところでは漏れなく落下します。

なので、決定的な段差がある場所にはあえて障害物を置き、モーファ君用の進入禁止ガードを作っておく必要があります。

おまけにモーファ君の守備範囲は8畳までとなっているので、豪邸での使用はもちろん、ちょっと広めな部屋での使用もあきらめた方が良いかもしれません。

そんな少し頼りない感じもあるモーファ君ですが、2時間の充電で30分x3回=90分の使用が出来るという機動力はなかなか優れています。

さらに本体の大きさも幅235x奥行235x高さ80mmとコンパクトサイズで、重さにいたってはバッテリーを含めても500グラムしかありません。

本体のモップは取り外して水洗いも出来ますし、交換用のモップも780円と低価格となっています。バッテリーはニッケル水素電池で、それほど長持ちはしなさそうですが、交換用のバッテリーも3,000~4,000円前後と法外な価格ではありません。まあ、本体価格自体が7,800円ということを考えると、消耗品の価格は別に格安!ということもないのでしょうが、抵抗感をやわらげるくらいの効果はありそうです。

モーファ君は間違っても高性能ではありませんし、モーファ君に掃除をお任せすることは出来ません。

しかし考えてみれば、どんなに高性能のロボット掃除機でも、今のところ完全に掃除を任せることなど到底出来ません。

モーファ君をロボット掃除機のエントリーモデルとして考えたりなどせず、勝手に走り回っているモップと思えば、思わぬところでゴミを拾っていてくれたりして、ちょっと嬉しい気持ちになれるかもしれません。

少なくとも、あって困るということはなさそうです。必要かどうかとはまた別の話かもしれませんが。

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