「カモメファン」はデザイン家電という扱いになっていますが、この「FKLT-232D」は、ある意味かなり実用的な見た目をしています。
カモメファン 扇風機 スタンドファン FKLT-232D WH
この「FKLT-232D」は、ドウシシャの誇る扇風機シリーズ「カモメファン」に「Fシリーズ」として名を連ねているモデルです。
「カモメファン」は、文字通りカモメの羽をヒントにつくられた羽根でもって、やわらかい風を遠くまで運ぶことが出来るという特徴を備えています。
なんと、カモメファンの風は「家族一人ひとりをふわりとつつみ込むように、やさしく寄り添いおだやかな時間を届けます」とされていて、単に涼しさだけでなく、家庭円満まで運んでくるという驚異のチカラを秘めている可能性があるわけですが、この「Fシリーズ」の注目ポイントはその秘められたチカラではありません。
見た目から分かるように、この「Fシリーズ」のポール部分は、関節が付いているフレキシブルアームとなっていて、角度と高さが自在に変えられるようになっているのです。
外観で言えばこの「Fシリーズ」は「カモメ」というより、完全に「フラミンゴ」なわけですが、扇風機を使うときに、角度と高さが自在に変えられることのメリットは言うまでもありません。
あんなところにも、こんなところにも、まさにのぞき込むようにして、ピンポイントで風を届けることが出来るのです。
、、、。
ただ、扇風機の風に直接当たり続けると、体温が低下し過ぎてしまう危険性があることもよく言われています。
カモメファンの風は「ふわりとつつみ込む」ような優しい風なので、その危険性は全くありません!
ということは、残念ながら無いでしょう。
そもそも、別にこの「Fシリーズ」はピンポイントで風に当たってください、ということを推奨している扇風機ではありません。なので、フレキシブルアームがあることで、狙った場所(ゾーン)に風を送り込みやすいという解釈が正しいのでしょう。
ある程度の広さがあるゾーンに風を送るということになると、別にフレキシブルアームが無い他の扇風機でも、それなりに狙い通りの風を送ることは出来そうな気もします。
しかし、普通では難しい角度で風を送ってみたり、予想外のところから風を吹き出させたりしたい場合は、フレキシブルアームが無ければ、どうにもならないよ!という場面があるかもしれません。いや、きっとあるはずです。
しかし、パッとそんな場面を思いつくことがなければ、とりあえずのところは、急いでこの「Fシリーズ」を手元に置いておく必要は無いかもしれません。
■FKLT-232D/TLKF-1232Dのスペック
サイズ | 幅305×奥行260×高さ800〜900mm |
重さ | 4.4kg |
羽根の枚数 | 7枚 |
消費電力 | 1.2〜10.5W |
風量調節 | 無段階 |
風量 | - |
風速 | - |
左右首振り(自動) | 30/60/90度 |
上下首振り(手動) | 上:90度、下:90度 |
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