遠隔操作は出来ないけど、「小ささ」は上位モデルと変わらない日立のロボット掃除機。ミニマル「RV-EX1」

「日本の小さい家には、小さいロボット掃除機」というコンセプトは分かりやすい日立のミニマルシリーズの下位モデルです。

シャンパンゴールド↓


日立 HITACHI RV-EX1 ロボット掃除機 minimaru(ミニマル) シャンパンゴールド[お掃除ロボット 小型 RVEX1]

パールホワイト↓


日立 HITACHI RV-EX1 ロボット掃除機 minimaru(ミニマル) パールホワイト[お掃除ロボット 小型 RVEX1]

この「RV-EX1」の上位モデルとして「RV-EX20」がありますが、見た目はほとんど変わりません。

上位モデルとの最大の違いは、上位モデル「RV-EX20」は専用アプリを使うことでWi-Fi経由の遠隔操作が出来るようになっていることです。ルンバを含め、最近のロボット掃除機はWi-Fiを通じて遠隔操作が出来るモデルが増えていますが、ミニマルの上位モデルもその流れに乗っているということなのでしょう。

ただ、上位モデル「RV-EX20」にはマッピング機能が無いため、ロボット掃除機が部屋のどこを掃除したのか確認することは出来ません。マッピング機能があるモデルの場合、ロボット掃除機の動きをたどることで、どこを掃除できていないのか確認出来たり、リアルタイムで掃除する場所を指定出来たりするので、遠隔操作のしがいがありそうですが、ミニマルの上位モデル「RV-EX20」の場合、掃除のスケジュールを設定したり、どれくらいの時間掃除をしていたのかの履歴を確認するくらいしか出来ないので、Wi-Fiと連携させることですごく便利になるということはなさそうです。

もちろん下位モデルである、この「RV-EX1」にもマッピング機能は無いわけですが、Wi-Fi連携機能そのものに期待しないということになれば、初めからWi-Fi連携機能を持たないこの「RV-EX1」の方が、価格的に有利な立場となる可能性がありそうです。

なにしろ、この「RV-EX1」は、ミニマルシリーズの最大の特徴である直径25cmという本体の小ささは上位モデル「RV-EX20」と変わらない上に、床質とゴミの量に合わせて吸引力を自動調整したり、ゴミが多いときにはそのエリアに戻って掃除するという「ゴミハンター走行」も搭載しています。他のロボット掃除機と比べて何か特別新しい機能があるわけではありませんが、無難にまとまっていると言えるでしょう。

上位モデル「RV-EX20」には本体カラーが1色(ディープシャンパン)しか無いのに、この「RV-EX1」には、シャンパンゴールドとパールホワイトの2色が用意されているところからして、メーカー側もこの「RV-EX1」の方により大きな期待をかけている感じがします。

他に、上位モデル「RV-EX20」では全ての運転モードで、運転時間を長くする代わりに音を控えめにする「マナーコース」が選択出来ますが、この「RV-EX1」にも運転モードは1つしかないものの、音を控えめにする「マナーモード」はあるので、静かに運転させることも出来ない訳ではありません。

どうしても、外出先からロボット掃除機を稼働させたい!ということがなく、単に小回りの利く小さなロボット掃除機が良いという場合は、上位モデル「RV-EX20」でなく、この「RV-EX1」でも十分な感じがします。そして、もっと高機能な遠隔操作を求める場合は、ミニマルシリーズそのものが候補から外れてしまうでしょう。

■RV-EX1のスペック

サイズ長さ250×幅250×高さ92mm
重さ2.3kg
集じん容積0.25L
稼働時間最長約60分
稼働面積最大約32畳
充電時間約3時間
バッテリー寿命充電回数約1,100回
乗り越え可能な高さ-

■別売部品
「サイドブラシ(RVP-SB1)」2個入り オフィシャル価格:2,000円+税


日立 ロボットクリーナー 交換用サイドブラシ(2個入り) RVP-SB1

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