高いコストと高い機能。コロナのハイレベルなシーズヒーター、コアヒート「DH-1217R」

シーズヒーターのメジャー製品、コロナのコアヒートです。

最近は棲み分けも曖昧ですが、この「DH-1217R」は量販店向けモデルとされています。



コロナ 電気ストーブ【シーズヒーター】コアヒート DH-1217R-SS

シーズヒーターは、加熱されるニクロム線が金属製のパイプに入っているため、耐久性に優れています。この「DH-1217R」もヒーター部については3年保証となっていて、メーカーの自信のほどがうかがえます。

コアヒートは初代モデルの販売から10年が経過しているメーカーの主要製品の一つです。

耐久性の高いシーズヒーターであることの他に、本体を回転させてタテとヨコのどちらでも使用することが出来るという特徴を持っています。その上、本体の傾きも調整することができ、さらに扇風機のような左右の首振り運転も可能となっています。

シーズヒーターは、部屋の空気ではなく対象物を暖めることしか出来ないので、首振りをしたところで部屋全体を暖めることは出来ないのですが、対象物が近くにいれば暖める能力自体は高いので、複数の人がいる場合には有効なのでしょう。

この「DH-1217R」は、基本的な仕様はこれまでのモデルと変わりませんが、操作パネルが使いやすいよう傾きが付けられたり、本体上部が熱くなりにくいようにされていたり、本体背面に電源コードを巻きつけやすくなっていたりと細かな仕様調整がされています。

消費電力は最大1150Wなので、この「DH-1217R」を暖房機として使うことによる電気代の上昇はおそらく避けることは出来ないでしょう。しかし、この「DH-1217R」には電気代を約29〜39%も抑えるという省エネ機能「ゆらぎ運転」モードがあったりするのが、他の低価格電気ヒーターと違うところです。さらに人感センサーまで付いていて、人の動きが10分間感知出来ない場合は、運転を最小レベルに落としてくれます。

さまざまな安全機能も組み込まれており、電気ヒーターとしての機能は十分と言えますが、本体価格も軽く2万円をオーバーしてくるので侮ることは出来ません。

高い本体価格と高い電気代に支えられた使い勝手の高い暖房器具と言えるでしょう。

■コアヒート DH-1217Rのスペック

サイズ高さ723×幅340×奥行300mm
重さ5.6kg
消費電力330〜1150W(通常モード)
適用畳数(断熱材50mm)-
運転調整11段階
安全機能転倒OFF・過熱防止・停電時安全装置・消し忘れ防止6時間タイマー・チャイルドロック

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