普通の「カロリズム」よりも高度な頭脳を持つ「エキスパート」です。
メタリックブルー↓
タニタ 活動量計カロリズムエキスパート AM-142BL メタリックブルー
ライトゴールド↓
タニタ 活動量計カロリズムエキスパート AM-142GD ライトゴールド
普通の「カロリズム」と比べて、何が「エキスパート」なのかというと、搭載されているソフトが違います。
このカロリズムエキスパート「AM-142」には、従来のものより高性能なアルゴリズム「カロリズムエンジンPRO」が搭載されています。これにより、3Dセンサーによる身体の動きの測定範囲は4倍、そして処理性能が2倍になっていて、1秒に32回のサンプリングを行い、それをタニタ独自の計算式にあてはめることで、使っている人の動きを6秒ごとに判別出来るのだそうです。
動きの判定が6秒ごとと聞くと、何だか細かな動きには対応出来ないような気がしますが、メーカーのこれまでの経験上、問題無しということなのでしょう。
そして、そもそもこのカロリズムエキスパート「AM-142」は、そんなに細かな動きの判定を目的としていない、ということも言えるでしょう。
この「AM-142」は特に設定をしなくても、身につけているだけで「走り」「歩き」「生活」「安静」の4つに行動を分類して、それぞれごとに消費カロリーや時間を計測してくれます。
しかし、あくまで歩数とストライドベースでの算出です。
外観からも分かりますが、このカロリズムエキスパート「AM-142」はあくまで歩数計ベースの活動量計です。最近流行りのリストバンド型活動量計に搭載されているGPS機能や心拍測定機能などはなく、身体のどこに装着されるかも分からないのに、細かな動きを判定しろと言われても困ってしまうのでしょう。
それでも1日の目標値などを設定できたり、特定の活動の間の消費カロリーを計測出来たりして、単純な歩数計よりは高機能となっています。電池が約6ヶ月と長寿命なのも良いところでしょう。
しかし、やっぱりベースは歩数計なのです。
このカロリズムエキスパート「AM-142」を使って本格的に活動量を記録して、体重や運動量の管理をしていくことは現実的ではありません。毎日もうちょっと歩こうと思ってるんだけど、ついでにカロリーも分かるとちょっとテンション上がるよね、というくらいの軽い気持ちで使う人向けの活動量計なのです。
このカロリズムエキスパート「AM-142」には、上位モデルとしてカロリズムエキスパート「AM-143」もありますが、基本的な性能は同じで、カロリズムエキスパート「AM-143」にはモニターにバックライトが搭載されているというだけの違いしかありません。
その分、バックライト無しのノーマルモデル「AM-142」の方が、本体サイズと重さはコンパクトになっています。夜間に屋外でモニターを確認したいということがなければ、ノーマルの「AM-142」の方がベターとなるでしょう。
■カロリズム エキスパート AM-142のスペック
測定項目 | 消費カロリー・脂肪燃焼量・活動時間・移動距離・歩数 |
バッテリー持続時間 | 約6ヶ月(1日約16時間使用の場合) |
サイズ | 幅81×高さ39×奥行13mm |
重さ | 約38g(電池含む) |
防水レベル | - |
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