サイズも、能力も、価格も、コンパクトなカドーの空気清浄機「AP-C200」

箱形をしているカドーの上位モデルとは異なり、円筒形をしている空気清浄機NO.3モデルです。



カドー 空気清浄機(22畳まで ブラック)cado AP-C200-BK

円筒形のボディ全面が吸引口となっていて、綺麗な空気を真上に吹き出すことで、この「AP-C200」はお部屋のどこに設置しても部屋中の空気を循環させてくれるのだそうです。そんなに効率的な構造なら、上位モデルも全て円筒形になっていそうなものですが、そうでないところを見ると、円筒形にもたぶん弱点があるといことなのでしょう。

あくまで、このサイズ、このパワーにおいてベスト(たぶん)という理解をしておくに留めておいた方が良いでしょう。

「世界NO.1の空気清浄能力」というカドーの空気清浄機の殺し文句は、メーカーのカドーのラインアップの中ですらNO.3であるこの「AP-C200」にはもちろん当てはまりません。

トップモデル「AP-C710S」は世界基準とされる「CADR」のタバコ煙で450以上(最高値)、粉塵で400以上(最高値)、花粉で450以上(最高値)と確かに文句のつけようもない清浄能力となっていますが、この「AP-C200」はタバコ煙で153、粉塵で140、花粉で160と、トップモデル「AP-C710S」の3割ちょっとくらいの能力しか持っていません。4.3㎥/分という最大風量の数値を見ても、トップモデル「AP-C710S」の最大風量15㎥/分の3割にも届かないのです。

この「AP-C200」については、単純に性能面ではなく、コンパクトな割には頑張っているでしょ?という、努力ポイントを評価して欲しい、とまあ、そういうことのようです。

ちなみに、デザイン性をさらに極め、ステンレスボディをしたプレミアムモデルも用意されています。

他のカドーの空気清浄機と同じく、機能面についてはトップモデルと大差ないので、能力に見合った広さの部屋で使いさえすれば、特に問題のない製品なのでしょう。

■AP-C200のスペック

サイズW242×D242×H652
重さ6.3kg
適用畳数22畳(空気清浄)
風量1→1.6→2.7→4.3㎥/分
運転音29→40→49→59dB
消費電力6→9→18→33W

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