まあ、こんなもんで良いだろ感がにじみ出ているような東芝の掃除機「VC-MG920」

東芝のサイクロン掃除機「トルネオ」シリーズの最上位モデルとなります。

グランレッド↓


東芝 サイクロン式クリーナー TORNEO V(トルネオ ヴィ) VC-MG920-R(グランレッド)

グランブロンズ↓


東芝 サイクロン式クリーナー TORNEO V(トルネオ ヴィ) VC-MG920-N(グランブロンズ)

東芝のサイクロン掃除機「トルネオ」シリーズの最上位モデルとなります。

0.3μm以上のゴミなら99.999%キャッチするという高い集塵性能を誇ります。さらにヘッド、延長管、ホースを合わせた重さが1.4kgと軽量化されていて、軽い操作性を誇ります。

見えないサイズのゴミの取り残しを感知する「ゴミ残しまセンサー」や、延長管とホースそれぞれの先端に装着されていてるブラシ、ゴミの量でパワーを調整するだけでなく、アイドリングストップと床面検知機能も付いたecoモード、そして本格的なふとん用ブラシもまで付いてくる付属ブラシなど使い勝手も良好です。

さらに、この「VC-MG920」は、ダストカップだけでなくサイクロン部の中まで丸ごと水洗いすることが出来ます。部屋をキレイにするだけでなく、掃除機そのものもキレイな状態にしておけるという清潔仕様なのです。

最上位モデルなので当然といえば当然なのですが、掃除機としてこれといった弱点は見当たりません。普通に考えて、十分使える掃除機と言えるでしょう。

ただ。

この「VC-MG920」の持つ特徴は、昨年モデルである「VC-MG910」とほとんど変わりません。というか、さらにそのまた前年モデルである「VC-MG900」ともほぼ同じと言っても差し支えはないでしょう。

この「VC-MG920」では、新しい床用ヘッドとして「ラクトルパワーヘッド」が搭載されていますが、「軽い操作性」と「さまざまな床」に対応していること、「壁ぎわのゴミ」を吸い取ること、「床の菌」を除去すること、「お手入れが簡単で洗える」ことなどの基本的なコンセプトは昨年モデルの床用ヘッド「イオンファイバーヘッド」と変わりません。

新しい「ラクトルパワーヘッド」は吸引力が少しアップしているようですが、大幅なものではなさそうです。99%除去するという床の除菌効果も昨年モデルとは同じです(一昨年モデルは98%)。

この「VC-MG920」を見たときに製品全体から、どことなくおなじみ感が漂っている感じがするのは、決して気のせいではないでしょう。

まあ、たとえ以前のモデルと全く同じだとしても、全然問題はないのですが、「新製品」という言葉からイメージする新鮮味には欠けていると言わざるを得ません。

掃除機というと、最近はコードレスタイプの製品が話題となることが多く、国内で一大勢力を築いているダイソンも、これからはコード付きの掃除機は開発しない方針を明らかにしています。

東芝ライフスタイルも中国の美的グループの一員となってから、これまでのモデルとだいぶ趣きの異なるコードレスタイプのキャニスター掃除機は新投入して来ましたが、コード付きキャニスター掃除機については、この「VC-MG920」のように以前からのモデルをそのまま踏襲しています。

この変化の無さは、東芝もコード付きキャニスタータイプの開発には、もうそれほど力を注いでいないということを意味するのか、それとも画期的な新製品がひそかに開発されつつあるのか、今のところ分かりませんが、とりあえずこの「VC-MG920」については、価格の安い旧モデルを見つけた場合、新モデルにこだわる必要はそれほどないかもしれません。

■VC-MG920のスペック

タイプサイクロン式
集じん容量0.4L
吸込仕事率約50〜200W
消費電力約250〜850W
運転音約58〜64dB
サイズ幅220×奥行322×276mm
本体質量(使用時標準質量)3.2kg(4.6kg)

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