軽さとパワーのバランスが手堅い感じの東芝のふとんクリーナー「VC-CLF1」

東芝 トルネオV VC-CLF1



東芝 ふとんクリーナー TORNEO V cordless VC-CLF1-W(グランホワイト)
別名は「トルネオV コードレス ベッドスタイル」です。「確かな吸引力の、軽いふとんクリーナー」という触れ込みです。

ふとんの上で威力を発揮する機動力

「サッと手軽に」使えることが、この「VC-CLF1」のウリの一つとなっています。実際「VC-CLF1」の標準質量は1.8kgしかありません。

ふとんクリーナーのパイオニア、レイコップの現行最上位モデル「RP」は重量3.4kgもあるので、これは大幅に軽い感じがします!

まあ、レイコップ「RP」はヒーターを搭載している都合上、シリーズの中でも特別に重いということを考慮して、スタンダードモデルとされる「RS2」を見てみても、「RS2」の重量は2.4kgあるため、やはりこの「VC-CLF1」の方が軽いと言えそうです。

しかし、メーカーがよりライバル視しているかもしれないダイソンのふとんクリーナー「V6 Mattress 」は重さ約1.63kgなので、いきなり立場が逆転しちゃったりします。ただ、ふとん掃除という用途に限ると、この「VC-CLF1」はふとん掃除に特化したヘッドを搭載しているため、ふとんに吸い付いたりしにくく、吸引力重視のダイソンのヘッドより、ふとんの上での動かしやすさという点では上回ると思われます。

なにしろこの「VC-CLF1」は「ふとん1枚を約80秒でお掃除」出来るということなので、ほぼストレスなくヘッドを動かせそうなのです。ゴミの取れ具合についてはまた別の話になりそうですが、、、。

それなりに期待出来そうな清掃能力

もちろん、この「VC-CLF1」の特徴はは単にふとんをササっと掃除しやすいということだけではありません。

ヘッドには毎分1,600回の振動装置を搭載しており、ダニの死骸やフンなどを文字通り叩き出すのだそうです。そしてそれを毎分最大約11万回転のハイパーモーターを動力源とする必殺のバーチカルトルネードシステムでグイグイ吸い込んでくれるというわけです。

さらにゴミの取れ残しを教えてくれるセンサーを搭載しているほか、「自動」「かけふとん」「羽毛」という3つの運転モードがあるため、ゴミの取れ具合を確認しつつ、ある程度ふとんの種類に応じて掃除をすることが出来そうです。たとえ吸引力でダイソンに遅れをとったとしても、時間対効果を考えると十分に対抗出来るという可能性はありそうです。

まとめ

この「VC-CLF1」は軽量かつ、それなりに能力の高そうな吸引機構を備えており、「ふとんクリーナー」としては、なかなか期待出来そうな感じがします。

ダストボックス周りやヘッドにあるワイドビーター(叩き機能の装置)は水洗いが出来るようになっているため、手間さえ掛ければ清潔な状態で使用することが出来ます。すき間ノズルや丸ブラシなどの付属品があり、一応ふとん以外の掃除にも使用することが出来るようになっているのも便利かもしれません。

動作時間が約6〜25分で、充電時間が5時間掛かるというのは少し使い勝手が悪いかもしれませんが、バッテリーの交換目安は充電回数約2,000回となっており、単純に計算すると5年半近くともなるため、バッテリー自体の寿命は長めです。

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