東芝「RAD-CR100X」



東芝 除湿乾燥機 RAD-CR100X(W)

東芝のコンプレッサー式の除湿乾燥機です。

最大の特徴は「ダブルウイングルーバー」です。

前後2枚のルーバーが独立して動くことで、上下の様々な方向に風を送ることが出来ます。
これに左右のルーバーがスイングを加えることで、広範囲に風を送ることが出来るようになっています。

上下120℃の広角ワイドスイング、上下20℃のスポットスイング、やや上方向のスイング、下方向のスイング、前方へのスイングの計5種類の風向をボタン1つで選択することが出来ます。

これにより、メーカーいわくの「5つの風でかしこく乾燥!」

というわけです。

さらに、抗花粉+ダニ+抗菌+ウイルス抑制のエアフィルター、強力脱臭フィルターの2枚のフィルターを搭載、そしてメーカー必殺の「ピコイオン」による脱臭効果も見込めるようです。

本体内部でのカビ発生を防ぐ内部ドライ機能やecoモード、切タイマー(2/4/8時間)と一通りの機能が揃っています。

ただ、、、。

他のメーカーの製品と比べると、2kgの洗濯物乾燥時の消費電力399Wh、乾燥時間が95分というのは少し見劣りするかもしれません。

衣類乾燥時の運転音が約54dBというのも特別静かな訳ではありません。

なにしろライバルには、濡れている衣類の箇所を見分けて送風を行うという優れワザを持った、
三菱電機「MJ-10HGX」やさらにパワフルな除湿力を持つ「MJ-120GX」という強力製品が存在します。

「MJ-10HGX」の2kgの洗濯物乾燥時の消費電力は320WH、乾燥時間は70分です。
除湿能力も9/10リットル(50/60Hz)と同じ、サイズも、価格もほぼ同じとなると、この「RAD-CR100X」の立場はなかなか難しいものとなりそうです。

東芝、又はピコイオンフリーク、又はアンチ三菱の方なら抵抗無く選択することが出来るかもしれません。

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