東芝のコードレスクリーナー(2017年2月)

東芝のサイクロン式掃除機シリーズ「トルネオ」のコードレスタイプです。

コードレスクリーナー

VC-CL1300

2016年9月発売モデル。オフィシャル価格:89,800円。


わっ、軽い!あっ、取れる!
本体1.4kg、ヘッドと延長管を付けた標準重量でも1.9kgと軽いコードレスクリーナーです。ダイソンの誇るコードレスクリーナー「V8フラフィ」の重さが2.61kgということなので、軽さだけならこの「VC-CL1300」の圧勝です。

ヘッドには3種類のファイバーブラシが組み込まれていて、カーペット、畳、フローリングなどの様々な床に対応出来るようになっています。サイクロン機構は国内サイクロンでは性能面で比較的性健闘している感じの本格寄りタイプ「バーティカルトルネードシステム」となっています。小さなゴミも感知する「ゴミ残しまセンサー」も搭載されていて、効率良く掃除をすることが出来そうです。ただ、バッテリーは5時間充電で強8分、自動でも最長20分(ゴミを感知しなかった場合)となっており、ちょっと時間は少なめな感じです。また、バッテリーの寿命は充放電2000回が目安と長めですが、交換はメーカーに依頼する必要があり、価格も明示しないグレー方式なのが残念なところです。

コードレスクリーナーとしては無難にまとまっていると言えるでしょう。また、この「VC-CL1300」には、もう1つ大きな特徴として、ブロー機能があります。専用のノズルを装着することで排気を利用して、空気を吹き出すことが出来るのです。庭掃除用などにちゃんとしたブロワーを持っている人には無用の機能かもしれませんが、掃除のついでに窓のサッシや、玄関周りをちょっとブローしたい、という場合には活躍してくれるそうなプラス機能です。

VC-CL300

2016年9月発売モデル。オフィシャル価格:65,800円。


わっ、軽い!あっ、取れる!
下位モデル扱いですが、本体の性能は「VC-CL1300」と変わりません。違うのは付属品です。「VC-CL1300」には付いてくる、ふとん用ブラシ、エアブローノズル、付属品用ホースが付いてきません。毛ブラシの付いた丸ブラシ、すき間ノズルはあるので、当たり前ですが通常の掃除には不都合はありません。

せっかくなら、ふとんの掃除やブロー機能を使ってみたい!となるのが人情ですが、これらの付属品を完備した上位設定「VC-CL1300」と最小付属品モデル「VC-CL300」との価格差がオフィシャルで24,000円にもなるということを知ると、その意欲はあっさりとくじかれてしまうかもしれません。そして、そこにこそこの「VC-CL300」の存在価値があるということです。

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