個性的な外観が特徴となっているふとん乾燥機です。
シャープ 布団乾燥機SHARP プラズマクラスター ふとん乾燥機 UD-BF1-W
この「UD-BF1」はもはや主流とも言える、マットを使わない簡易タイプの布団乾燥機です。丸みを帯びた外観、そしてきのこ型をした、その名も「きのこアタッチメント」が最大のポイントでしょう。
「きのこアタッチメント」は単なるデザインというわけではなく、「きのこ」で布団を持ち上げることで、布団に中に素早く温風を広げるための空間を作り出すという実用性を備えています。シャープが数年来取り組んでいる自然の摂理に学ぶ「ネイチャーテクノロジー」の一環として、シイタケとシメジの傘を参考に作られたのだそうです。
アタッチメントの上側はシイタケ、下側はシメジの形を参考にしているとのことですが、それってつまり自然には存在しないオリジナルなきのこなのでは?!
というか、パッと見では「きのこアタッチメント」がシイタケにもシメジにも見えないんですけど、実際のところ、シイタケ度何%、シメジ度何%くらいなんでしょうか?!
そもそも6万種以上あると言われるキノコ類の中から、シイタケとシメジという超メジャーな2種類が選ばれたのは、知名度以外の要素が何かあるんでしょうか?!
などなど「きのこアタッチメント」には疑問が尽きないわけですが、つまるところ、布団を乾燥することが出来るなら、大きな問題にする必要はないでしょう。
しかも、この乾燥きのこ、じゃなくて、きのこ型布団乾燥機は、旧モデル「UD-AF1」からパワーアップしているのです。
なんと!
ダブルサイズの布団の乾燥時間は、旧モデル「UD-AF1」の120分→100分へ、当然シングルサイズの布団乾燥時間も、60分→55分へと、それぞれ短縮されているのです。
劇的に短くなったというわけではありませんが、乾燥時間は短いに越したことはありません。
しかし、この「UD-BF1」と旧モデル「UD-AF1」は、外観もサイズもよく似たというか、ひょっとすると見分けることは出来ないんじゃないかと思われるほどの相似形モデルです。いったい旧モデルから何が進化したのでしょうか?
どうやら、ヒーター性能と本体内部の構造が改良されているのだそうです。
ヒーター性能、、、。
そうです。
この「UD-BF1」の消費電力は、旧モデル「UD-AF1」と比べて、 500/510W(50/60Hz)→550/560W(50/60Hz)へと上がっているのです。
消費電力を上げたから、パワーもアップ。
なるほど納得です。
これは進化とは言わないのかもしれません。しかし、悪いことではないはずです。
そして、パワーアップ以外については、旧モデル「UD-AF1」の仕様が引き継がれています。
くつ乾燥用のアタッチメントが付いている他、6畳くらいなら空気浄化も出来るとされる必殺プラズマクラスターももちろん搭載されています。フィルターが無いので、空気清浄機の代わりにはなりようもありませんが、消臭に特に威力を発揮するというプラズマクラスターなので、布団の中という狭い閉鎖空間では期待が持てそうです。
総じて使い勝手が良さそうなこの「UD-BF1」なのですが、抜きん出た性能を持つというわけではないので、布団乾燥機としては高価な部類に入るのが少し難点かもしれません。
■UD-BF1のスペック
サイズ | 幅243×奥行243×高さ386 |
重さ | 約4.0kg |
消費電力(50/60Hz) | 550 / 560W |
乾燥時間(ふとんシングル) | 夏:75分 / 冬:55分 |
乾燥時間(ダニ対策) | 360分(180分×2回) |
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