隠れたキノコで温めるシャープのふとん乾燥機「UD-CF1」

円筒形寄りだった従来モデルから外観が一新されて、四角形寄りとなりました。


シャープ プラズマクラスター塔載 ふとん乾燥機 UD-CF1-W

シャープのふとん乾燥機は、最近の2モデル(UD-BF1UD-AF1)で斬新な円筒形タイプの外観となっていましたが、今回のモデルでどちらかというと最近の2モデルよりもさらに古いモデルに近い、四角形タイプの形状に戻してきました。

最近の2モデルでは送風口に「きのこ型」のデザインを施すことで、送風効率を上げるという意図があったはずですが「きのこ型」の進化には限界があったということなのかもしれません。

といっても、製品としての基本的なコンセプトに変更があるわけではなく、この「UD-CF1」も本体から伸ばしたホースをふとんの中に差し込むだけ、という簡単な準備で送風を行うことが出来る「マットレス」タイプのふとん乾燥機となっています。

ホースの先には「きのこアタッチメント」が付いていて、、、あれ!?

ここに「きのこ」がいました!

どうやら、メーカーは「きのこ」をあきらめてはいなかったようです。

しかし、従来モデル「UD-BF1」は送風口であるアタッチメントはもちろん、円筒形の外観も「きのこ」感を強烈に醸し出していたのですが、この「UD-CF1」の場合、外観には「きのこ」感が全く無い上に、「きのこアタッチメント」も「きのこ」感が薄いというか、正直なところ、言われなければ「きのこ」と気が付かないくらいの薄い味付けの「きのこ」となっています。

送風口(アタッチメント)の先端が緩やかなカーブを描いているのが、「きのこ」の傘のイメージらしく、「風を整えてしぼる」のだそうです。へー。

しかも、「きのこ」は1つではなく、アタッチメントの内側にも小さな「きのこ」形状によって風の通り道が仕切られており、こちらも「風の流れを整え、速い風が遠くまで到達」するような働きをしているのだそうです。ほー。

「きのこ」は「きのこ」でも、もはや自然に存在する「きのこ」とは似ても似つかぬ話になっているような気がするのですが、「きのこ」と言われば、まあ「きのこ」なのでしょう。メーカーがどうしてそこまで「きのこ」にこだわりたいのかが、一向に分からないのですが、ひょっとすると腰を抜かすほど効率が良いのかもしれません。

そこまで「きのこ」にこだわるなら、せっかくなら外観もこれまでの「きのこ」型の方が、こだわりが感じられて良かったなー、と考えてしまうのですが、「きのこ」型を捨てたことで、この「UD-CF1」は「きのこ」型をした前年モデル「UD-BF1」と比べて体積が約半分になっており、本体サイズがだいぶコンパクトになっています。当然、重さも軽くなっていて、さらにふとん乾燥の際の消費電力も、従来の550W→480Wへと減っています。まあ、実は乾燥時間目安は従来の55分→60分へと伸びてしまっているのですが、コンパクトなサイズになって、消費電力も下がるのであれば、「きのこ」型を捨てても良いでしょ、というのがプロの判断ということなのでしょう。さらに、この「UD-CF1」 はタテ置きでもヨコ置きでも使用できるようになっていて、「きのこ」型の従来モデルより安定感や使い勝手において優っているということも地味ながらポイントとなりそうです。

「きのこ」型じゃない方が便利っぽいけど、「きのこ」は無くしたくない!

うっすらと「きのこ」を感じさせる新「きのこアタッチメント」を見ながら、この「UD-CF1」にどこまで「きのこ」感を残すかについて、メーカー内部では交わされた(かもしれない)激論に思いをはせてもバチは当たらないでしょうが、あまり意味は無いでしょう。

なぜなら、この「UD-CF1」のふとん乾燥機としての最大のポイントは、うっすら「きのこ」感が残っていることではなく、ダニ対策や消臭に効果があるという「プラズマクラスター」だったりするのです。

ふとん乾燥の運転モードについても、単に「乾燥運転」ではなく「消臭乾燥運転」としていたり、「小空間の空気浄化・消臭」も出来るとして「空気浄化」の運転モードも備えていたり、「プラズマクラスター」を意識させる仕様となっています。もちろん、くつやブーツの消臭(と乾燥)にも使える「くつ乾燥アタッチメント」も付属して来ます。

そして、それだけ「プラズマクラスター」押しをしていながら、搭載している「プラズマクラスター」は、現行で最低レベルの濃度となる「プラズマクラスター7000」だというところも、このメーカーにありがちなところです。

いったいメーカーはどこまで本気でプラズマクラスターの効果を見込んでいるのか、読み取りにくいところがあるのですが、案外、無いよりは有った方が良いでしょ!というノリなのかもしれません。ちなみに「プラズマクラスター7000」については、前年モデル「UD-BF1」もしっかり搭載しているので、「プラズマクラスター」を搭載していることがポイントとなるのは、あくまでシャープ以外の製品と比べた場合となりそうです。

■UD-CF1のスペック

発売2019年11月
サイズ幅280×奥行135×高さ297mm
重さ約3.1kg
消費電力定格500W
乾燥時間(ふとんシングル)60分
乾燥時間(ダニ対策)180分×2回(表裏)
付属品くつ乾燥アタッチメント

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