特に個性的ではありませんが、実用性の高そうな外観をしています。
ホワイト系(アイボリーホワイト)↓
シャープ プラズマクラスター搭載 加湿機能付 セラミックファンヒーター ホワイト HX-H120-W
グレー系(シャドーグレー)↓
この「HX-H120」の外観の特徴となっている本体の円筒部分は、加湿用の水タンクです。
割と目立つだけあって、タンクの容量は約2.7リットルとなかなかの大型サイズとなっています。加湿量も最大540ml/時あり、加湿器としても普通に使えるレベルの加湿機能がこの「HX-H120」には備わっています。
ヒーターとしてもなかなかパワフルで、木造で約6畳、コンクリート住宅なら約8畳の部屋を暖めることが出来ます。
温度と湿度の2つのセンサーが付いていて、室温を20〜22℃にコントロールしてくれる「暖房」のおまかせ運転、そして室温に応じて、快適な湿度55%〜65%にコントロールしてくれる「加湿」のうるおい自動運転を選ぶことが出来ます。さらにシャープ自慢の「プラズマクラスター」も搭載していますが、こちらは現行で最低レベルのプラズマクラスター7000となっています。
この「HX-H120」が優れているのは、暖房、加湿、プラズマクラスター、それぞれを単独で運転することも、組み合わせて運転することも出来るところです。
メーカーも「1台3役」と胸を張ります。
湿度が上がると体感温度も上がるので、暖房と加湿の相性は極めて良好です。寒い日にはヒーターと加湿器の組み合わせベストマッチと言えるでしょう。その時の気温や乾燥状態に合わせた使い方が出来るのはグッドな感じです。
最低ランクのプラズマクラスター7000については、何とも微妙な位置付けとなりそうですが、無いよりは良いでしょ?というのが、メーカーの判断でもあるのでしょう。一応、オフにしておくことも出来るようになっています。
そんな多彩な使い方が出来るのも、この「HX-H120」が、暖房、加湿のどちらの機能についても、それなりのパワーを持っているからこそなので、幾分価格がお高めなのも止むを得ないところかもしれません。
ただ、基本的にはこの「HX-H120」はヒーターなので、単純に加湿器として考えると、かなり消費電力は高い方となります。そして加湿機能単体を使うときにもヒーターを利用するので、寒い日とは打って変わり、暑い夏にはあまり出番はないでしょう。
■HX-H120のスペック
発売 | 2018年8月 |
サイズ | 幅450×奥行180×高さ417 |
重さ | 約5.3kg |
消費電力(50/60Hz) | 600/550〜1200/1150W |
適用畳数(暖房/断熱材50mm) | 木造:約6畳、コンクリート住宅:約8畳 |
運転モード | 暖房・加湿・プラズマクラスター |
安全機能 | 転倒時OFF・温度過上昇防止 |
コメント