SHARP 空気清浄機 ホワイト系 FU-A51-W
シャープの空気清浄専用タイプでミドルクラスに位置するモデルです。
プラズマクラスターの適用畳数は14畳ですが、空気清浄だけなら24畳までとなります。
外観は上位モデルの「FU-A80」と大きく変わる訳ではありません。「FU-A80」にある本体上部前面(後部にも)の吹出し口がない分、さらにシンプルな外観となっています。
しかし残念なことに、この「FU-A51」は「FU-A80」の適用畳数をただ単に小さくしただけでなく、機能面でも省かれている点があります。
まず、フィルターお手入れのサインがありません。
大した点では無いような感じもしますが、もともと上位機種の「FU-A80」では集塵フィルターの手入れは不要で、本体後部のプレフィルターの清掃目安としてフィルターサインがありました。
しかし、この「FU-A51」では、集塵フィルターの清掃が必要となっています。
といっても、ホコリを掃除機で吸い取るだけなのですが、それでもその清掃タイミングが「吹出口からニオイがするとき」という、とってもアバウトな設定になっているのは微妙です。
本当は「FU-A80」より、この「FU-A51」の方がフィルターサインを必要とするような気がするのは、決して気のせいではないでしょう。
また、花粉モード、オフタイマーなども省かれ、表示機能も「FU-A80」ではダストモニター、ニオイモニターと分かれていたのが「クリーンサイン」というこれまたアバウトな表示に統一されています。
ただ、センサー自体はダストセンサー、ニオイセンサーの2つを備えており、自動運転でお任せしておく分には問題無いようです。
基本性能は維持しつつ、便利機能をカットした、という感じでしょうか。
「FU-A80」から単純に小型化された製品でないことを把握しておけば、特に問題の無い製品といえそうです。
「FU-A80」との価格差を考えれば、基本性能が高い分、余計な機能はいらないという人には却って魅力的となるのかもしれません。
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