付属品が少ないだけの下位モデル。シャープのコードレス掃除機、RACTIVE Air「EC-AR2S」

掃除のお手軽さを重視するシャープの掃除機「RACTIVE Air」シリーズのコードレススティックタイプです。

ピンク系↓

シャープコードレススティッククリーナーピンク EC-AR2S-P

バイオレット系↓

シャープコードレススティッククリーナーバイオレット EC-AR2S-V

シャープのコードレス掃除機には、キャニスタータイプとスティックタイプの2種類がありますが、この「EC-AR2S」はスティックタイプとなります。

上位モデルとして「EC-AR2SX」がありますが、基本的には同じ製品で、付属品が異なっているだけです。

本体の重さはわずか1.1kg、パイプ、吸い込み口を含んだ標準的な使用時の重さでも1.5kgしかないという軽さが大きな特徴となっています。

また、この「EC-AR2S」は単に軽いだけではなく、ヘッドには床面検知機能が付いていて、掃除する床面ごとにパワーを自動で調整してくれたり、ワンタッチで床用ブラシを取り外して、狭い場所を手早く掃除することが出来るようになっているなど、使い勝手を高める工夫がされています。

性能アップをあきらめてしまった感じのするサイクロン機構のせいで毎回のチリ落としを含むお手入れが面倒臭そうという難点はありますが、まずまずそれなりには使うことが出来そうです。

そして、スティック掃除機の候補として、この「EC-AR2S」を真剣に検討する場合、上位モデル「EC-AR2SX」との選択をする必要が出て来ます。

この「EC-AR2S」には、バッテリーは1つしか付いていませんが、上位モデル「EC-AR2SX」には2つ付いて来ます。さらに、上位モデル「EC-AR2SX」にはこの「EC-AR2S」には付属しない「ふとん掃除パワーヘッド」と「タテヨコ曲がるすき間ノズル」が付いてきます。

オフィシャル価格でバッテリーは1台8,000円、「ふとん掃除パワーヘッド」は10,000円、「タテヨコ曲がるすき間ノズル」は4,500円となっているので、合計22,500円分の付属品が上位モデル「EC-AR2SX」には付いて来ることになります。

本体価格を比べると、この「EC-AR2S」が34,000円前後なのに対し、上位モデル「EC-AR2SX」は46,000円前後となっていて、その差は12,000円前後となっています。

本体価格に追加で12,000円出せば、22,500円分の付属品が付いてくる！

と考えると、上位モデル「EC-AR2SX」の方がお得ということになりますが、上位モデル「EC-AR2SX」の付属品が本当に必要かは考える必要があるでしょう。

特に「ふとん掃除パワーヘッド」は他に使い道が少ないので、ふとん用の掃除機が別にあったりする場合は、不要となる可能性が高そうです。

そしてもし、オフィシャル価格が10,000円となっている「ふとん掃除パワーヘッド」が不要ということになると、上位モデル「EC-AR2SX」の付属品は12,500円分の価値しかもたないことになります。

この「EC-AR2S」をメインの掃除機として使う場合は、バッテリーはもう1つあっても困らなそうというか、せっかくの脱着式のバッテリーという特徴を生かすためにも、もう1つくらいはあった方が便利でしょう。

しかし、バッテリーは8,000円で買い足すことが出来るので、それだけだとこの「EC-AR2S」の方が金額的には有利となります。

なので、あとは4500円の「タテヨコ曲がるすき間ノズル」が必要かどうかで2つのモデルのどちらにするかの判断が分かれることになりそうです。

逆に、この際ふとん用の掃除機も揃えておこうかな、という場合は、上位モデル「EC-AR2SX」の方がグッと有利ということになるのかもしれません。

■EC-AR2Sのスペック