最も高価なモデルがアイリスオーヤマ「IC-SLDCP10」の約18,000円という比較的安価なモデル同士での争いとなっているランキングです。スティック掃除機というと、主にダイソンを中心とした「コードレス」掃除機を想像してしまいますが、アマゾンのランキングでは「スティック」という形状が重視されているため、コード付きの安価なノーブランドモデルが入れ代わるようにしてランクインしているという実情も、高価格モデルがランクインして来ない原因の一つでしょう。
1位
マキタ「CL108FDSHW」
2018年8月発売モデル。価格目安:16,000円くらい。
吸引力が強く、バッテリーの持ちも良く、本体も軽いという高い使い勝手を誇るマキタの大人気コードレスクリーナー「CL107FDSHW」の派生モデルです。違いはダストボックスが紙パック式→カプセル式へと変更になっていることです。カプセル式=吸い込んだゴミをそのまま溜め込んでいく方式なので、ゴミ捨ての際はダストボックスのゴミをゴミ箱にゴソッと移すことになるので、直接ゴミに触れることになる可能性が大です。その代わり、紙パック式より多くのゴミを吸い込むことが出来、余計な部品が無い分、本体も軽くなっています。仕組みも簡単になるせいか、ベースモデル「CL107FDSHW」よりもほんの少し安価になっています。
ゴミの捨てやすさと、快適連続運転を両立した新タイプ!
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2位
APOSEN「コードレス掃除機(H10)」
2019年11月発売モデル。価格目安:8,000円くらい。
軽量でパワフルという魅力的な触れ込みのコードレス掃除機です。稼働時間も最大35分(充電5時間)と通常の使用に耐えうる長さとなっています。問題は触れ込み通りの性能を発揮できるかどうかの信頼性ということになるでしょう。また、2か月ごとに内蔵HEPAフィルターを交換することが推奨されており、1つ700円のフィルターを年間6回購入すると、2年でフィルター代が本体価格を上回るという、なかなかのフィルターコストが掛かることには注意する必要があるかもしれません。もちろん、それだけ本体価格が安価に抑えられているという解釈をすることも不可能ではありません。
2段階モード&パワフルな吸引力
3位
ギーモ「H594スティッククリーナー(コード式)オレンジ」
2020年7月発売モデル。価格目安:16,000円くらい。
吸引力の強さをウリとする「コード付き」のスティッククリーナーです。サイクロン式という触れ込みですが、サイクロンの効率よりはフィルターでガッチリとゴミをキャッチするタイプの掃除機です。色違いの「赤」と同じ仕様なのだと思われますが、価格が3倍以上も高くなっています。消費電力の表示が600Wだったり、500Wだったりする怪しげな表記揺れなど、色々と不安をかき立てるモデルです。
17000Pa 600W 超強吸引性能
4位
MooSoo「超軽量 サイクロン式 スティッククリーナー(D600)ブラック」
2019年4月発売モデル。価格目安:6,000円くらい。
ハンディとスティッククリーナーの2WAY使用が可能という触れ込みですが、見た目を裏切るコード付きの掃除機であることは要注意です。また吸引力が強すぎるため、カーペットの上では後ろ向きに掃除して欲しい、という変わった使用方法を推奨する製品だったりします。色違いとなる「ホワイト」も人気モデルのはずですが、同時にランクインして来ないところを見ると、ランキング上では合算して集計されているのかもしれません。
ハイパワー600W 超強吸引力17000Pa。0.3μmまで微細なゴミもしっかり吸い取れる
5位
iwoly「スティッククリーナー&ハンディクリーナー」
2019年4月発売モデル。価格目安:6,000円くらい。
外観はダイソンのコードレススティッククリーナーをバリバリ意識している感じですが、このモデルはコード付きの掃除機となります。本体が軽いのに、パワフルな吸引力があって、排気が綺麗で、運転音も静か、という自称パーフェクトな製品ですが、「排気がグリーン」などというユルい誤植を見てしまうと、少しなごむことはあっても、高い信頼感を抱くのはちょっと難しいことになってしまうかもしれません。
600Wハイパワー。驚異の吸引力を提供
6位
ツインバード「TC-E123SBK」
2012年9月発売モデル。価格目安:3,500円くらい。
コード付きの掃除機です。軽くて、簡単で、値段が安いというコストパフォーマンスを追求しているモデルです。
軽くてもパワフル。スティック&ハンディの1台2役
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7位
AZMKOO「コードレス掃除機 VR-693」
2020年4月発売モデル。価格目安:16,000円くらい。
満充電で最大45分、強モードでも23分使えるというコードレス掃除機です。床用ヘッドはダイソンに似たソフトローラータイプで、LEDライトも付いていて、さらに自走式という充実仕様となっています。それでいて20,000円を大幅に切るという非常に競争力のある価格設定となっているので、あとは製品そのものの信頼性が確保されれば、大ヒット間違いなしなのかもしれませんが、他の類似モデルと同様、それこそが最大の課題ということになりそうです。
コードをいらない解放感、様々な場所を掃除できる
8位
アイリスオーヤマ「IC-SLDCP10-N(ゴールド)」
2020年3月発売モデル。価格目安:18,000円くらい。
単なるコードレスクリーナーだけではなく、細かなゴミを吸着する静電モップとセットになっている製品です。さらにコードレスクリーナーを置いておける専用スタンドも付いてきて、そのスタンドにコードレスクリーナーをセットすると、静電モップのゴミをコードレスクリーナーで吸い込むことが出来るという、一石二鳥なのか、普通に二石二鳥なのか、なんとも評価が分かれそうなメーカー独自のシステムとなっています。同様の仕組みを持つアイリスオーヤマの人気商品に「IC-SLDCP5」がありますが、この「IC-SLDCP10」は紙パック式ではなく、サイクロン式の掃除機となっています。
サイクロン式とパワーヘッド×静電モップで家中丸ごとキレイに!
9位
日立「PV-BE200-N(シャンパンゴールド)」
2018年3月発売モデル。価格目安:16,000円くらい。
メインは床用ブラシで、吸引機構をハンディタイプの掃除機として取り出して使うことが出来る、どこかで見たことのある2in1方式のモデルです。
自走スムースヘッドで軽々キレイに。いつでも手軽に使える2in1タイプ
10位
アイリスオーヤマ「PIC-S2-S(シルバー)」
2018年5月発売モデル。価格目安:3,600円くらい。
スティック形状の本体から吸引機構部分を取り出して使うことが出来る2in1タイプっぽいモデルですが、スティック状態の時はもちろん、取り出したハンディ部分もコード付きなので、それほど機動力に優れた製品ではありません。
「極細軽量」2WAYスティッククリーナー
※上記は調査時点でのランキングと価格目安です。amazon内では1時間ごとにランキングが更新されています。
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