三菱電機と日立、パナソニックが2アイテム、東芝、シャープ、アイリスオーヤマが1アイテムずつというランキング構成になっており、大手メーカーが順位を分け合う状況が続いています。長年の人気製品であるシャープ「EC-CT12-C」が順位を落としつつあるようですが、何か画期的、驚異的な製品が現れたということもなさそうなので、単に発売から時間が経ち過ぎたということなのかもしれません。
1位
三菱電機「Be-K TC-FXG5J-A」
2017年5月発売モデル。価格目安:14,000円くらい。
発売からいくぶん年月が経過したベテランモデルの紙パック式掃除機ですが、このモデルの仕様は2018年の「TC-FXH5J」、2019年の「TC-FJ1J」、そして2020年現行モデルの「TC-FJ2X」へと受け継がれており、その性能に大差はありません。この変化の少なさは、このモデルの機能が変更の余地の少ない最小限レベルだという現実を指し示しているわけですが、結果としていまだにこのモデルが支持され続けている理由ともなっています。
ぜんぶ軽いと、気分まで軽くなる
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2位
日立「CV-SF80A-A」
2018年10月発売モデル。価格目安:15,000円くらい。
ゴミを強く吸い込んでから、フィルターでガッチリとキャッチするというチカラ技系の掃除機です。フィルターだけでは飽き足らず、ダストボックスの手前にティッシュをセットしておくよう推奨しているこのモデルが、どうしてサイクロン掃除機を名乗りたがるのかよく分からないところもありますが、何としてでもゴミを食い止めてみせる!という気合は十分かもしれません。
強烈パワーで、お手入れ簡単なサイクロン式
3位
日立「紙パック式 CV-VP5-W」
2010年2月発売モデル。価格目安:13,000円くらい。
長きに渡って活躍を続けるベテランモデルです。基本的には電気の力でゴミを紙パックの中に吸い込むだけという、至って驚きの少ないシンプル仕様となっています。
小型・軽量ボディで、強烈パワー。ごみ捨てラクラク・清潔の紙パック式
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4位
東芝「VC-C7-R(グランレッド)」
2019年2月発売モデル。価格目安:22,000円くらい。
本体自体の質量で2.2kg、ホースやヘッドを装着した標準質量で3.6kgという本体の軽さが特徴となっているサイクロン式の掃除機です。ただ、この世で一番軽いというわけではありませんし、搭載しているサイクロン機構もフィルターを存分に利用したチリ落とし機構付きのもので、それほど高性能な仕組みのものではありません。そもそものところ、その仕様は旧モデルにあたる「VC-C6」から特に進化しておらず、どちらかというと、軽さよりも価格の安さをウリとしているモデルと考えた方が良いでしょう。
コンパクトボディで、驚きの軽さ
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5位
アイリスオーヤマ「IC-C102-W(ホワイト)」
2019年4月発売モデル。価格目安:7,700円くらい。
長くランクインして来た「IC-C100」の後継モデルというか、違いが見当たらないくらいの近似モデルです。細かな機能は無しにして、ともかくゴミを吸い込んでいくパワータイプとなっています。
ハイパワーでお掃除はかどる
6位
三菱電機「TC-SXG1-A」
2018年12月発売モデル。価格目安:11,000円くらい。
吸込仕事率500Wのパワー型紙パック式掃除機です。取り立てて特徴的な機能は無く、床用ブラシに回転ブラシも付いていません。「ゴミを吸い込む」。ただそれだけに集中している製品です。
軽くて使いやすい!しかも、ぐんぐん吸い込む
7位
シャープ「EC-CT12-C」
2011年6月発売モデル。価格目安:12,000円くらい。
サイクロンの性能は高くなく、本体は特に軽くなく、特別な付属ブラシもありません。しかし、ゴミを吸うこと以外の何かを期待しなければ、満足出来る可能性が高いシンプルモデルです。
ラクラク操作でお手入れもカンタン
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8位
パナソニック「MC-SR36G-N(ブロンズ)」
2018年6月発売モデル。価格目安:38,000円くらい。
発売当時のサイクロン式掃除機の最上位モデル「MC-SR560G」に次ぐNO.2モデルです。ステンレス加工やコーティングによって、サイクロン機構内部へのゴミの侵入や付着を防ぎ、サイクロン機構のお手入れが約2年間不要だという「ダブルメタル」効果をうたっています。実際に2年間お手入れを放置するかどうかはさておき、それなりの性能が期待出来そうなサイクロン機構を搭載し、細かなゴミを感知するセンサーや、親子のノズル構造など、なかなか使い勝手の良い製品だということは間違いありません。最上位モデルと比べると、LEDライトがすき間ノズル(子ノズル)のみで、床用ノズル(親ノズル)には無かったり、付属ノズルの種類が少なかったり、ノズルを付けるとほんの少し(100g)重たかったりしますが、基本的な仕様は共通となっています。
独自の「ダブルメタル」採用フィルターレスサイクロン!
9位
パナソニック「MC-PKL19A-W(ホワイト)」
2018年2月発売モデル。価格目安:17,000円くらい。
「紙パック式掃除機」としか言いようのない、それ以外の機能をほとんど持たないモデルです。残念ながらシンプルイズザベストと断言することは難しいですが、使えない製品というわけではありません。
「軽さ」と「パワー」を併せ持つ紙パック式掃除機
10位
iwoly「B12 掃除機」
2019年7月発売モデル。価格目安:9,000円くらい。
いわゆるサイクロン掃除機のイメージを裏切らない外観をしています。床用ヘッドには回転ブラシはありませんが、カーペット用のブラシを物理的に出し入れするスイッチが付いています。サイクロン機構は大きなゴミはダストカップに入れて、細かなゴミは何層ものフィルターで漉し取っていくタイプのチカラ技タイプのものですが、きちんとお手入れして使えば特に使用には問題ないでしょう。しかし、あえてこのモデルを選択する必要性はそれほど高くなさそうです。
床も空気もきれいにする掃除機
※上記は調査時点でのランキングと価格目安です。amazon内では1時間ごとにランキングが更新されています。
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