これぞNO.2モデル。機能は同じでパワーダウンしただけ。パナソニックの加湿空気清浄機「F-VXP70」

ただの「ナノイー」よりも10倍強力だという「ナノイーX(エックス)」を搭載した、パナソニックの加湿空気清浄機のナンバー2モデルです。

木目調↓


パナソニック 加湿空気清浄機 F-VXP70-TM木目調

ホワイト↓


パナソニック 加湿空気清浄機 F-VXP70-Wホワイト

ブラック↓


パナソニック 加湿空気清浄機 F-VXP70-Kブラック

最上位モデルは「F-VXP90」になります。

この「F-VXP70」と最上位モデル「F-VXP90」の最大の違い、それはパワーです。

最上位モデル「F-VXP90」の最大風量が8.7㎥/分、最大加湿量が870ml/時なのに対し、この「F-VXP70」は最大風量が6.7㎥/分、最大加湿量が700ml/時となっています。

もちろん、パワーダウンしている分、消費電力も88W→60W、運転音も55dB→54dBと少なくなっています。

本体サイズはほとんど変わらず、幅と高さは同じで奥行きが3cmだけこの「F-VXP70」の方が小さくなっています。重さも11.8kg→10.2kgと当然ですが軽くなっています。

パワーとサイズをのぞくと、この2つのモデルは基本的に同じ機能を持っています。

パナソニック最強のイオン兵器「ナノイーX」と吹き出す気流の調整で花粉対策を強化していることと、多彩なセンサーを生かした多様な運転モードがあることなどは共通です。

細かなところでは湿度表示が最上位モデル「F-VXP90」では1%刻みでの表示となっているのに対し、この「F-VXP70」では10%単位での表示となっていますが、加湿空気清浄機としての性能には全く影響しないでしょう。

空気清浄機でパワーがあるのと無いのと、どちらが良いのかということになれば、パワーがある方が間違いなくベターでしょう。

特にこの「F-VXP70」と最上位モデル「F-VXP90」では、それほど本体サイズも変わらない上に、集塵、脱臭、加湿の全てのフィルターが同じものを使用しているので、この2つのモデルの差は空気清浄力の差と言ってしまっても間違いではないでしょう。

最上位モデル「F-VXP90」はパワーが大きいですが、優秀な自動運転により、部屋の空気がキレイになれば運転を控えるので電気を無駄に使ってしまう危険性もありません。

なので、この「F-VXP70」と最上位モデル「F-VXP90」の両方ともを選択出来る場合は、迷わず「F-VXP90」で決まり!となるはずなのですが、ナンバー2モデルであるこの「F-VXP70」は、価格という最強の長所を持っています。

価格は常に変動しているものの、最上位モデル「F-VXP90」とこの「F-VXP70」の間にはおよそ10,000円から12,000円程度の価格差があります。

これは20〜25%近くもの価格差ということになり、簡単には無視出来ない差です。

この「F-VXP70」が「木目調」、「ホワイト」、「ブラック」の3色展開となっているのに対し、最上位モデル「F-VXP90」が「木目調」と「ホワイト」の2色展開となっているところをみると、メーカー的にもナンバー2モデルであるこの「F-VXP70」の方が出荷数は多いと踏んでいる感じがあります。

この2つのモデルの最大風量である8.7㎥/分と6.7㎥/分を比べると、3割近い風量差があるので、たとえ2割の価格差があっても割に合わないということも無さそうですが、見えない空気の汚れより、目に見えるお金の差の方がリアルな差として実感出来てしまうのは間違いないでしょう。

■F-VXP70のスペック

サイズW398×D238×H640
重さ10.2kg
適用畳数31畳(空気清浄)
風量1.1→2.7→6.7㎥/分
運転音18→33→54dB
消費電力5.5→10→60W
センサー高感度ハウスダスト・ニオイ・ひと・温度・照度
加湿量300→450→870ml/h
タンク容量約4.0L
交換品集塵フィルター(7,000円/10年)・脱臭フィルター(4,500円/10年)・加湿フィルター(4,700円/10年)

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