パナソニックの電動歯ブラシ「ドルツ」のエントリーモデル「EW-DL36」

歯科医師推奨の磨き方=「ヨコ磨き」が出来ることを特徴とする電動歯ブラシ「ドルツ」のエントリーモデルとなります。

青↓

パナソニック 電動歯ブラシ ドルツ 青 EW-DL36-A

ピンク↓

パナソニック 電動歯ブラシ ドルツ ピンク EW-DL36-P


エントリーモデル、まあ、要するにそれほど高機能なモデルではないということです。

ドルツは最上位モデルである「トップグレード」から「ハイグレード」、「スタンダード」と続き、その下にこの「エントリーモデル」が来ることになります。

最上位モデルから下位モデルに下がるにつれて、運転モードは5→3→2種類へと減り、初回付属ブラシも4→3→2本となり、充電時間は1時間(2分間クイックチャージ機能付き)→17時間へと激増しています。

「エントリーモデル」の下にさらに「お手軽モデル」も存在しますが、このモデル(EW-DM62)は「ドルツ」を名乗りながら、「ドルツ」のウリである歯科医師推奨の磨き方=「ヨコ磨き」が出来ないというアウトローモデルなので、ちょっと別枠の製品として考えた方が良いかもしれません。

そして同じ「エントリーモデル」には、もう1つ「EW-DL56」というモデルが存在しますが、このモデルはこの「EW-DL36」とほぼ同じ仕様でありながら、運転モードが1つ多く(ガムケアモード)、初回付属ブラシも1本多い(ポイント磨きブラシ)という、ちょっぴり上位仕様の製品となっています。

つまり、この「EW-DL36」は、いわゆる「ドルツ」らしい電動歯ブラシとしては最低クラスとなるモデルと言えるのです。

といっても、この「EW-DL36」にはブラシの押し付け過ぎを防止する「パワーコントロール機能」があるので、比較的安心して使用することの出来るモデルとなっています。また、前回使用した運転モードを記憶してくれる機能も付いています。これは運転モードが「ノーマル」と「ソフト」の2種類しかないこの「EW-DL36」にとって必須の機能ということはなさそうですが、もともと多彩な運転モードを期待してこの「EW-DL36」を選択する人はほとんどいないと思われるので、特にこだわりが無ければ「ノーマル」、優しめのブラッシングが良い人なら「ソフト」と、一度選択した運転モードを使い続けやすいくらいには役に立ってくれそうです。

この「EW-DL36」は、電動歯ブラシにあまり多くを求めず、普通に磨けるなら、あとはなるべく価格が安い方が良いよ、という場合に候補となる製品と言うことが出来るでしょう。

旧モデルにあたる「EW-DL35」と比べても、本体の機能はほとんど変わっていませんが、初回付属ブラシの種類が異なっていて、さらに付属ブラシのヘッドとネックが薄く、細くなって口の奥を磨きやすくなっているため、新しいこの「EW-DL36」の方が少し有利かもしれません。ただ、旧モデル「EW-DL35」でも、新しい「EW-DL36」用の付属ブラシを装着することは可能となっています。

また、ドルツはこの「EW-DL36」が登場するのと同時期にブラッシングをサポートする専用アプリを投入しましたが、「トップグレード」以外のモデルはブラッシングのレッスン動画を見ることくらいしか出来ないので、あまり期待し過ぎない方が良さそうです。


■EW-DL36のスペック

発売2020年10月
ブラシ振動数約31,000ブラシストローク/分
サイズ高さ216×幅27×奥行30mm
重さ約95g
連続使用時間約22日(90分)
充電時間約17時間
バッテリーリチウムイオン
運転モード2種(ノーマル・ソフト)
付属ブラシ2本(極細毛ブラシ〈コンパクト〉・クリーン&ホワイトブラシ)

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