高級紙パック式掃除機シリーズ「Jコンセプト」の新モデル「MC-JP830K」が既にラインアップされていますが、発売は8月予定となっていて、現在入手できるのは昨年発売の「MC-JP820G」となります。この「Jコンセプト」モデルは、紙パック式掃除機として屈指の軽さを誇りますが、この他のモデルについては、微妙な違いだけで別モデルとなっていたり、発売からかなりの年数が経っていたり、それほど個性的なモデルがあるわけではありません。
紙パック式掃除機
MC-JP830K
2020年8月発売予定モデル。価格目安:63,000円くらい。
前作「MC-JP820G」から引き続き、屈指の軽さを特徴とする高級志向紙パック式掃除機です。毛などがからみにくい工夫が施された床用ブラシに変更になりましたが、そのせいなのか、ノズルは少し重たくなり、床用ブラシに付いていたLEDライトもカットされています。しかし、掃除をする際の使い勝手の向上を目指すという方向性は変わっていないようです。特徴的な「綾織」デザインも継続です。
MC-PA120G
2019年8月発売モデル。価格目安:33,000円くらい。
「Jコンセプト」モデルと比べると、本体の重さが2.0kg→2.8kgへとグッと重たくなっているモデルです。吸込仕事率も最大300W→540Wへと急上昇しており、ゴミを力でねじ伏せようという意図がありありです。しかし、細かなゴミを検知する「クリーンセンサー」や「LEDライト」を搭載しており、フィルター性能も高いものとなっています。「Jコンセプト」ほど上品ではないのかもしれませんが、実務能力の高い実力派モデルとなっています。
MC-PK21G
2020年2月発売モデル。価格目安:25,000円くらい。
長らく続く「MC-PK」シリーズの最新モデルです。上位モデルとなる「MC-PA120G」と比べると、細かなゴミを検知する「クリーンセンサー」や、ノズルの先の「LEDライト」などがカットされているので、使い勝手については劣ってしまうことになりそうです。しかし、本体は少しコンパクトになり、重さも少し軽くなっていて、そのくせ吸込仕事率は高くなっているので、良く言えば質実剛健なモデルという風に考えることも出来るかもしれません。
「軽さ」&「ハイパワー」を両立した、コンパクトな紙パック式掃除機
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MC-PK21A
2020年2月発売モデル。価格目安:18,000円くらい。
上位モデルにあたる「MC-PK21G」と同じ本体形状をしていますが、床用ノズルが「パワーノズル」→「エアロノズル」へとランクダウンしています。ついでに「親子のノズル」機能も無くなり、ふき掃除効果も無くなり、おまけに「アイドリングオフ」機能もカットされてしまっていて、機能的にはだいぶ見劣りすることになっています。
MC-PKL21A
2020年2月発売モデル。価格目安:14,000円くらい。
外観や仕様自体は「MC-PK21A」とほとんど変わりませんが、搭載されているフィルターがランクダウンしており、使用されている素材に違いがあるのか、本体も少し重たくなっています。そしてその分、本体価格が少し安いという微妙な存在のモデルです。
MC-PB6A
2016年2月発売モデル。価格目安:11,000円くらい。
メーカーのキャニスター型紙パック式掃除機のラインアップの中で最も重い本体(3.0kg)となっています。機能としても特に優れたところは無く、価格に注目する必要があるモデルと言えるでしょう。
MC-K10P
2009年3月発売モデル。価格目安:15,000円くらい。
本体は2.4kgとそれなりに軽いですが、製品全体を持たなくてはならないので、普通の掃除機とは異なる重量感となるでしょう。コード付きでありながら、パワーもそれほど無く、何よりその外観からも用途が限られたモデルだということが分かります。
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