色々とオシャレに寄り過ぎ感もあるMISFITの活動量計「PHASE」

パッと見、アナログ時計としか見えません。



MISFIT スマートウォッチ PHASE ブラックアルミ/ブラックシリコンストラップ 【日本正規代理店品】 MIS5000

この「PHASE」を見て、活動量計だとすぐに気がつく人は、恐らくかなりのガジェット通でしょう。本体部分に少し厚みがありますが、外観から漂ってくるデジタル臭はほぼ無臭です。

「アナログ時計に最新技術を搭載したハイブリッドスマートウォッチ」という触れ込みは少なくとも外観に関しては余裕でクリアでしょう。

では、肝心の中身についてはどうなのでしょうか?

この「PHASE」で計測出来るのは、歩数、距離、カロリー、と睡眠状態です。

見た目の通り、この「PAHSE」本体にはモニターが無いので、計測したデータは連携しているスマホやPCで確認することになります。データはブルートゥースで同期されるので、きちんと連携が出来ていればデータのやり取りにストレスは無さそうです。

着信や連携するアプリの通知機能などもあり、この「PAHSE」には常時身につけておくライフログ端末として十分使える機能が備わっている感じはあります。

しかし、これが最新技術なのかと考えると、まあ、ごく一般的なレベルな感じがします。むしろ最近流行りの心拍計が無い分、少し見劣りしてしまうくらいかもしれません。

ただ、この「PHASE」はモニターが無いことで、独特の表示方式を備えています。

本体は通常は見た目通りの時計となっていますが、ボタンを押してアクティビティモードにすると、時計の針がニュルッと動き、設定した1日の目標に対する達成度を割合で示します。

また、この「PHASE」は着信やアプリの受信などの通知機能も備えていますが、その通知の種類をバイブの他に時計の6時部分にある小さなランプの色で確認出来るようになっています。ランプの色は6色あり、さらに着信についてはアドレス帳から12人を時計のそれぞれ1時間ごとの針の位置に登録することが出来、針がその位置に動くことで誰からの着信かわかるようになっています。

さらにこの「PHASE」をリモコンとしてスマホの音楽再生やカメラのシャッターを切れたり、その他、カスタムで設定できるボタン操作などもあるのですが、なにしろモニターがないので、これらの操作や表示は全て覚えておく必要があります。

、、、。

この表示機能はオシャレ過ぎはしないでしょうか?

小さなランプの色の変化や意味ありげ(というか実際意味はありますが)に動く時計の針など、周りの人にはその意味が分からないという、ちょっとしたスパイ感覚が味わえそうな感じはすごくクールだと思うのですが、クール過ぎて何が表示されているのか、使っている本人も分からない!みたいな事態に陥りそうな危険性も感じてしまいます。少なくともランニングなどの最中に何かデータを確認することは、とても難しい仕様になっていることは間違いないでしょう。

要するに、この「PHASE」は、活動量計というよりは時計、アクティビティよりはオシャレ、という立ち位置を明確に取っている製品なのです。

ただ、ほとんど時計という外観に加え、カスタマイズ出来るストラップにも複数の色合と素材が揃っているので、なんかガチガチにライフログしてる端末はちょっと、、、という場合はむしろ選びやすい製品かもしれません。

クール過ぎる表示方法についても、スマホのアプリ上では当然分かりやすいものになっています。本体はほとんど時計とみなして、データはスマホで確認すれば良いよ、と割り切った使い方をすることで気にならないというか、気にしないようにすることも可能かもしれません。

■PHASE(フェイズ)のスペック

測定項目歩数・距離・カロリー・睡眠状況
バッテリー持続時間4ヶ月〜6ヶ月
サイズ-
重さ-
防水レベル50m防水

コメント