特別優れているわけではないけれども、格段劣っているわけでもない。
たぶん、日立にとって扇風機はそれほど重要な製品ではないのだろうなー、と思わせる波風の立たないラインナップです。
HEF-DC2000
DCモーター搭載の最上位モデルです。風量が8段階に調整可能ですが、8段階というのは他のメーカーの製品と比較して特別多いわけではありません。110cmを超えるハイポジション扇風機でありながら、上方向90度に首を向けてサーキュレーター的な使用が可能という方が特徴的かもしれません。また組み立てた状態で納品されるため、箱から出したらすぐに使えるというプチサービス付きです。
HEF-DC90
「使いやすさにこだわったスタンダードモデル」だそうです。DCモーター搭載です。風量の調整は「HEF-DC2000」の8段階→6段階へと減っています。また、上方向へは20度しか動かせず、垂直方向に風を吹出すことは出来ません。表示部もパネルからランプ表示へと簡素化されていますが、メインの機能については上位モデルと共通です。
HEF-90R
型番から「DC」が抜けたこのモデル以降はDCモーター非搭載となります。そのため消費電力は上位2モデルの20W前後から40W前後へと倍増することになります。羽根の枚数も上位2モデルの8枚→5枚、風量の調整も4段階に減っており、このモデルと上位2モデルの間には、はっきりとした格差があります。
HEF-90M
「HEF-90R」との違いは「HEF-90R」に搭載されているリモコンがこの「HEF-90M」ではなくなっているということだけのようです。
HSF-DC800
「省スペース&スタイリッシュ（自称）」な縦型扇風機です。DCモーターが搭載されており、消費電力は最大でも20W前後に抑えられています。よく使う設定を本体で記憶出来る「マイメモリー機能」や1〜9時間の間でON/OFFを同時に設定出来る充実したタイマーなど、機能面では最上位の2モデルとほぼ同等となっています。
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