ついにティッシュと決別した日立のサイクロン掃除機

日立 パワーブーストサイクロン CV-SA700

小型&軽量で強力パワーという触れ込みの「パワーブーストサイクロン」を搭載した日立のサイクロン型掃除機の最上位モデルです。

ディープレッド↓


日立 サイクロン式クリーナー CV-SA700-R(ディープレッド)

ディープシャンパン↓


日立 サイクロン式クリーナー CV-SA700-N(ディープシャンパン)

ついにティッシュと決別!

この「CV-SA700」に搭載された「パワーブーストサイクロン」はこれまでの(日立の)サイクロン掃除機とは一線を画します。

なぜなら、これまでは市販のティッシュをフィルターの前に装着して、ティッシュをフィルター代わりとすることで、本体のフィルターへのゴミの付着を防ぐという、かなり他力本願的なサイクロン機構だったのに対し、この「CV-SA700」の新型サイクロン「パワーブーストサイクロン」では、なんと、ティッシュが不要となっているのです!

ワー!パチパチパチ。

とまで喜ぶようなことではもちろんなくて、ようやくこれで「普通」という感じでしょうか。

しかし、レベルはともかく、メーカーの過去のモデルと比較した場合、サイクロン機構に関しては間違いなく「前進」と言えるでしょう。

使い勝手は相変わらずグッド

サイクロン機構が優れたものとなることは、この「CV-SA700」にとって大きな利点となりそうです。

なにしろ、サイクロン機構の集じん性能以外の使い勝手に関しては、旧モデル(CV-SY7000)においても、かなりの充実度を誇っていました。

この「CV-SA700」でも旧モデル(CV-SY7000)の機能が多く受け継がれているため、長所を引き継ぎつつ、弱点がカバーされるという形になっています。

掃除をしながら簡単にパイプの長さを調節出来たり、ワンタッチでヘッドの向きをタテに変えられたり、位置を付け替えられる手もと用のブラシが付属しているのも、旧モデル同様です。

またヘッドには改良が加えられ、前後左右の4方向からゴミを吸引出来る構造となっています。拭き取り効果のあるブラシや、壁際のゴミを取りやすい構造などについてはそのままです。

床面の種類や、操作の動きに合わせて自動でパワーの調整をしてくれる仕組みも付いているなど、ソフト面も無視はされていません。ヘッドには回転ブラシの回転力を表示するランプもついています。

旧モデル(CV-SY7000)よりも約25%軽量化されていますが、実際に使用する際の標準質量5.1kgとなっており、決して重くはないものの、他のメーカーと比べて格段に軽いわけではありません。

ただ、運転音は最大54db(最小49dB)となっており、比較的静かな掃除機となっています。

先端にブラシも取付けることの出来、曲げることも出来るロング吸口が付属しているなど、付属品も使いやすそうなものになっていて、収納方法も細かく配慮されているところなど、使い勝手については相変わらず良好と言えそうです。

しかし、お手入れは、、、

サイクロン機構にはティッシュが不要となったものの、残念ながらゴミの処理を全てサイクロンの遠心分離でスッキリと行うというワケにはいかなかったようです。

ゴミをためるダストカップ自体が「内筒フィルター」となっており、まずはここにある程度のゴミが付着します。

この「内筒フィルター」は細かな部品で構成されており、これを掃除するのは、なかなか面倒くさそうだったりします。

そして、それで終わりではなく、ダストカップの先に「クリーンフィルター」が付いており、これが事実上メインのフィルターとなります。ここにはかなりのゴミが付着するらしく手動の「チリ落とし」レバーが付いています。このレバーを定期的にカチャカチャ動かしてゴミを落としてあげる必要があります。

そして、さらにその先にはアレルオフフィルターが付いていたりします。

、、、。

ティッシュが恋しい、、、

なんてことには、さすがにならないと思いますが、お手入れをする際はちょっと気合いを入れる必要がありそうです。

幸いダストカップ周辺の部品は全て丸洗いが出来るようになっているので、心置きなくみっちりとお手入れをすることが可能です。

まとめ

手もとブラシや拭き取り効果のあるヘッド、床面検知&アイドリングストップなど、この「CV-SA700」に搭載されている機能は他のメーカーにも普通に搭載されていたりしますが、付属品や、静音性などトータルで考えれば、機能面でこの「CV-SA700」が他の製品に大きく見劣りしてしまうようなことはなさそうです。

やはり、進化したとはいえ、まだまだ貧弱な印象がぬぐえないサイクロン機構をどう考えるかで、この「CV-SA700」の評価は分かれるのではないでしょうか。

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