コードレス式「パワーブーストサイクロン」
PV-BD700
充電時間は3.5時間で、稼働時間は強で8分、標準で30分です。本体が自立するので、ちょっと手を離したいときに置いておけるという利点があります。充電台も本体を立てて置く仕様となっています。
最高に優れている感じはありませんが、無難に使えそうな雰囲気は十分にあります。しかし、バッテリーの交換費用を明示しない、お値段後出し方式を採用しているところは大変頂けません。一応、バッテリーの寿命は充放電1,100回が目安なのだそうです。
PV-BD400
他に上位モデル「PV-BD700」との大きな差は付属ノズルが少ないことくらいですが、それらのノズルは別売り品として購入することが可能です。これならこの「PV-BD400」のようなループハンドルタイプはカットして、同じ形状のモデルで付属品が少ないタイプを用意した方が簡単だったのじゃないだろうか、という感じがしないでもありません。
コードレス式
PV-BD200
2016年11月発売モデル。価格目安:31,000円くらい。
サイクロン機構はイマイチですが、「伸縮曲がるブラシ吸口」や「ふとん用吸口」など付属ノズルは充実しています。スウェーデン系のどこぞの掃除機とそっくりな構造ですが、ノズル部分を取り外してハンディタイプとして使用することが出来るところも便利でしょう。
ヘッドの「スムースヘッド」は壁際の吸引が得意とされていますが、「パワーブーストサイクロン」モデルに搭載されている「スマートヘッド」とは異なり、後ろにヘッドを引いたときにゴミを吸い込むことは出来ません。また、バッテリーも「パワーブーストサイクロン」モデルよりは寿命が短く、充放電500回が目安となっています。バッテリー交換はハンディ部分を丸ごと新調する必要があり、ハンディ部分の価格は11,000円とこちらは金額が明示されています。4時間の充電で標準40分、強で13分、と稼働時間に不足はありません。
それなりに使えそうなコードレスクリーナーと言えそうですが、それなりにというレベルに留まっている製品とも言えるでしょう。
コード式「ごみダッシュサイクロン」
PV-SU3
搭載されている「ごみダッシュサイクロン」は、ダストボックス内にティッシュを装着することが推奨されているメーカー伝統の「ティッシュサイクロン」です。ティッシュは一辺の長さが20cmの2枚重ねのものを使用するようにと細かな規定がありますが、幸いなことに普通に市販されているティッシュペーパーがそれに該当します。キャッチコピーに「ゴミ捨てラクラク」とありますが、それはダストボックス内にティッシュを装着した場合の話だと思われます。ヘッドは自走式ではありません。
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