たまご型。ただそれだけな小型加湿器。グリーンハウス「GH-UMSED」シリーズ

たまご型。それ以外、形容のしようのない、立派なたまご型をしています。

ダークエボニー↓

グリーンハウス USB加湿器 たまご形 ダークエボニー GH-UMSED-DE

ホワイトアッシュ↓

グリーンハウス USB加湿器 たまご形 ホワイトアッシュ GH-UMSED-WA

ゴールド↓

グリーンハウス USB加湿器 たまご形 ゴールド GH-UMSED-GD

シルバー↓

グリーンハウス USB加湿器 たまご形 シルバー GH-UMSED-SV

この「GH-UMSED」シリーズは、パソコンのUSBポートを電源とするタイプの製品です。

デスクで仕事なり作業なりをしているときの乾燥が気になる！

というニーズに応えた加湿器というわけです。

加湿する範囲がデスク周りというということもあり、この「GH-UMSED」シリーズの加湿力は全くもって高くありません。

実際の加湿力は明らかにされていないのですが、連続5時間の運転が可能となっている一方で、タンク容量が160mlしかないことから、30ml/時程度の加湿力という数字が推定されます。

なるほど、部屋の加湿などは不可能な低パワーです。

特別な機能はありませんが、なぜか2つの運転モードがあり、連続運転とインターバルモードを選ぶことが出来ます。

インターバルモードは、加湿オンとオフを交互に繰り返すモードのようですが、もともと少ない加湿量をインターバルモードでさらに減らしてしまうことのメリットがどこにあるのか、今ひとつ分かりません。

本当はそこまで加湿が必要な訳じゃないんだけど、何となく加湿している感を味わいたいという小洒落たオフィスの演出に一役買ってくれる可能性はありますが、そのニーズがどのくらいあるのかは、気になるところです。

また、この「GH-UMSED」シリーズのようなUSB接続の機器を使用する際には、もともとUSBケーブルは電源を取ることが一番の目的ではないということは理解しておく必要があるでしょう。どうしても電源をUSBポートから取る際には、使用する側である、この「GH-UMSED」シリーズだけでなく、USBの規格も確認しておいた方が良さそうです。ただ、この「GH-UMSED」は別売りのUSB電源接続機器を入手すれば、通常のコンセントから電源を取ることも可能です。

また、この「GH-UMSED」には注意事項として、「省電力モードでの動作」や「製品を接続しているときの機器の起動や終了についての動作」は「保証いたしかねます」とはっきりと宣言されています。

そして、この「GH-UMSED」は超音波式の加湿器なので、お手入れを怠ると雑菌の繁殖を許してしまう危険性があります。使用するたびに、タンクとなっている本体下部ユニットと、本体内にあるスポンジのお手入れを欠かさないように注意が必要です。

加湿力は少なく、USB接続で、お手入れは面倒くさい、と取り立てて良い面が見つからないのですが、それら全てを「たまご型」というデザインの魅力が打ち破る！ということなのでしょう。

たまご大好きな人にとっては、デスク周りに欠くことの出来ない加湿器なのかもしれません。しかし、それほどたまご好きでもない、という人にとっては、他の選択肢も沢山ある加湿器と言えるでしょう。

■GH-UMSEDのスペック