パッと見、普通の時計に見えます。
バンドがシリコン製のスポーツタイプ。
Sport Black↓
ガーミン vivomove HR Sport Black(ブラック)
Sport GoldWhite↓
ガーミン vivomove HR Sport GoldWhite (ゴールドホワイト)
バンドがレザー製のプレミアムタイプ。
Premium BlackSilver↓
ガーミン vivomove HR Premium BlackSilver(ブラックシルバー)
Premium Gold↓
ガーミン vivomove HR Premium Gold(ゴールド)
よく見ると、普通の時計よりも本体に厚みがあることに気がつきますが、デジタル表示ではない物理的な長針と短針があるので、普通の時計度合いはかなり高いことになっています。
しかし!
時計の画面を軽くなぞると、あら不思議!
時計の針が10時10分にところまでクルッと動き、画面の下半分に様々なデータが表示されるようになります。時計の針が動くのは、針が邪魔になって画面のデータを読み取りにくい! という事態を防ぐためだそうです。
うん、カッコいい感じはします。
モニター部分では、歩数はもちろん、消費カロリーや運動量などを表示させることが出来ます。さらに光学心拍計が付いていて、普段の生活でのストレスレベルを測ったり、最大酸素摂取量を確認しながらフィットネスレベルを向上させたりと日常生活とエクササイズの両方で使えるようになっています。
ただ、活動量計としての機能に特別優れたものはありません。モニター部分も大きくはなく、GPS機能も無いのでランやバイクで本格的にトレーニングする際の相棒としては心もとないところがあるでしょう。
しかし、いかにもスポーツ向けという感じのしない普通の時計感を残しつつ、標準的な活動量計としての機能を持っていることにはメリットがあります。
クールを装いつつ、実は密かにフィットネスレベルにも気を配っているという意外性、そして、ちょっとした出来る感を演出するツールとして使うことが出来るというわけです(たぶん)。
装着して眠れば、睡眠状態も確認出来るので、ガチガチにトレーニングするわけじゃないけど、普段の生活の健康状態を確認していたいという人にとっては、選択肢の1つとして上がって来る可能性はありそうです。普通の時計から逸脱していない見た目が気に入った場合は、さらにその可能性は高まるでしょう。
見た目重視の場合、より普通の時計感の強いレザーバンドのプレミアムモデルの方が有力な感じがしますが、レザーバンドは当然手荒に扱うようには出来ていません。
本体はスイムが可能な防水レベルも備えているので、プールのルールにさえ抵触しなければ、そのままプールに飛び込んだり、シャワーを浴びたりすることも出来ますが、レザーには耐水性がないので、水に入る場合はレザーバンドを別売りのシリコンバンドに変える必要があるところは注意が必要かもしれません。
初めからシリコンバンドのモデルを選べば、この問題は解決できますが、そうすると今度は見た目の普通感は減ってしまいます。スポーティな外観でも構わない場合は、他の製品も選択肢として浮上して来る可能性もありそうなところが難しいところです。
■vivomove HRのスペック
測定項目 | 歩数・上昇階数・週間運動量・カロリー・距離・睡眠状態 |
心拍計測機能 | あり |
GPS機能 | 無し |
バッテリー持続時間 | 最大5日間(スマートモード)/最大10日間(時計モード) |
充電時間 | 約2時間 |
サイズ | 43×43×11.6mm |
重さ | 56.5g |
防水レベル | スイム |
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