ブラウンオーラルBの現行のラインアップで、唯一となる乾電池駆動モデルです。
ブラウン オーラルB 電動歯ブラシ プラックコントロール DB4510NE
電源が乾電池になると何が良いのでしょう?
メーカーによると「携行に便利」となっています。
まあ、そうかもしれません。
しかし、充電池タイプでも携行ケースが付いていたりして、持ち運びを意識しているモデルは結構あります。
まあ正直なところ、この電池式「プラックコントロール」の最大のポイントは「価格が安い」ということでしょう。
ブラウンオーラルBの最上位モデル「ジーニアス10000」が30,000円近くするのに対し、この「プラックコントロール」は、1,000〜2,000円以下となっているのです。
まさに圧倒的な価格差です。
当然、性能も圧倒的に違います。
「ジーニアス10000」にあるような複数の運転モードや、アプリとの連携機能、ブラシを押し付け過ぎたときに運転を調節してくれる機能などは、この「プラックコントロール」には無縁です。
しかし、要は歯がキレイに磨ければ良いのです。
その点、この「プラックコントロール」には未知のチカラがあります。
実は、この「プラックコントロール」の歯垢除去力は「手磨きの約2倍」とされているのに対し、「ジーニアス10000」を含むブラウンオーラルBの上位機種の歯垢除去力は「手磨きの99.7%UP」とされているのです。
99.7%UP=約2倍
です。
おお!
変わらない。
むしろ「約2倍」を好意的に解釈すれば、「99.7%UP」を上回ってもおかしくありません。
まさか、最強モデルが乾電池式だったとはー!!
ということは、さすがに無いでしょう。
この「プラックコントロール」は、ブラウンオーラルBの特徴とも言える丸型のブラシが左右に反転して歯を磨きますが、「ジーニアス10000」のような上位モデルは、ブラシの左右反転だけでなく、上下に振動する動きもあります。
これで歯垢除去力が変わらなかったら、電動歯ブラシという製品自体の意義が問われることにもなりかねません。
この「プラックコントロール」についてはメーカーのホームページでも製品情報が少なく、この製品にかけるメーカーのやる気が如実に表れている感じです。説明がアバウトなので、この「プラックコントロール」の能力を推し量るのも難しいことになっているのです。
まあ、多少この「プラックコントロール」をぞんざいに扱ったとしても、価格を考えれば文句を言う人はいないということなのでしょう。
メーカーの姿勢はともかく、円形ブラシをちょっと試してみたいかも、という人には、うってつけの製品ということは間違いありません。
■プラックコントロール「DB4510NE」のスペック
発売 | 2011年5月 |
ブラシ振動数 | - |
サイズ | 直径31×奥行36.5×高さ210mm |
重さ | 92g(ブラシ含む) |
連続使用時間 | 約1ヶ月 |
バッテリー | 単3乾電池×2本 |
運転モード | - |
付属ブラシ | ベーシックブラシ |
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