1つ上のモデルに太刀打ちが難しいBRAUNの電動歯ブラシ。BRAUN オーラルB「スマート4000」

回転するブラシが特徴の「ブラウンオーラルB」シリーズ。
この「スマート4000」は、現行モデルの4番手となります。



ブラウン オーラルB 電動歯ブラシ スマート4000 D6015253P

ブラウンのラインアップは、高いアプリとの連携能力を誇る「ジーニアス9000」が最上位に位置し、その下に「スマート」シリーズの3モデルが続きます。

スマート7000」、「スマート5000」、そしてこの「スマート4000」の3モデルです。

数字の大きい順に上位モデルとなりますが、中間にある「スマート5000」は、価格と能力のバランスが高く、能力的に上位モデル「スマート7000」にかなり接近しています。

そうすると割りを食って見えてしまうのが、この「スマート4000」です。

「スマート5000」が、ノーマルの「クリーン」、しっかり磨きたいときのための「プロクリーン」、やさしく磨く「やわらかクリーン」、ステイン除去のための「ホワイトニング」、歯ぐきをマッサージするための「歯ぐきケア」と5種類の運転モードを搭載しているのに対し、この「スマート4000」は「クリーン」と「やわらかクリーン」と「ホワイトニング」の3つの運転モードしかないのです。

特にブラシの回転数が上がる「プロクリーン」が無いことで、この 「スマート4000」のブラシの最大振動数は、上下振動が約45,000回/分、左右反転振動が約9,900回/分となっており、上下振動が約48,000回、左右反転振動が約10,500回となっている「スマート5000」に比べて見劣りすることとなっています。

さらに「スマート5000」には本体を持ち運ぶための「トラベルケース」が付属して来ますが、この「スマート4000」には付属して来ません。

そして一番大きな問題は、「スマート5000」の価格が12,000円前後(2018年8月時点)なのに対し、この「スマート4000」もそこからわずか数百円しか変わらない、それどころか下手をすると、この「スマート4000」の方が高かったりするくらいの本体価格となっていることです。

これは、、、。

この「スマート4000」と「スマート5000」を比べると、スペック的に「スマート5000」の方が優れていることは間違いありません。

それでもこの「スマート4000」がその差を忘れさせてくれるくらいの価格破壊力を持っていれば、十分に検討の余地があると思うのですが、まさかほぼ同じ、場合によってはこの「スマート4000」の方が高い場合もあるとは、、、。

この「スマート4000」には押し付け防止センサーも搭載されており、専用アプリとの連携機能などの先進的な機能もあります。この「スマート4000」単体で見れば、特に問題のある電動歯ブラシとは思えません。

しかし、「スマート5000」と同じくらいの価格ということであれば、間違いなく「スマート5000」を選択するべきでしょう。

■スマート4000のスペック

ブラシ振動数(クリーン)上下振動:約45,000回/分・左右反転:約9,900回/分
サイズ(本体)幅27×奥行34×高さ195mm
重さ(本体)131g
連続使用時間(毎日2回、2分使用)約14日間
充電時間約12時間
バッテリーリチウムイオン
運転モード3種類(クリーン・やわらかクリーン・ホワイトニング)
付属ブラシ2本(やわらか極細毛ブラシ・マルチアクションブラシ)

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