エントリークラスの歯間ケア用おまけ付きモデル。BRAUN オーラルB「すみずみクリーンEX&フロス」

ブラウンの電動歯ブラシ「オーラルB」の入門モデルと位置づけられているのが、「すみずみクリーン」シリーズです。

この「すみずみクリーンEX&フロス」はこの「すみずみクリーン」シリーズの中では上位機となります。



ブラウン オーラルB 電動歯ブラシ すみずみクリーンEX&フロス (D12023AF)

入門モデルの上位機というのも変な感じがしますが、実際のところ大した上位機ではありません。

本体自体は他の「すみずみクリーン」シリーズと同じなのですが、付属してくるブラシがノーマルの「ベーシックブラシ」ではなく、歯間に強いとされる「歯間ワイパー付きブラシ」、そしてさらにわずかに傾斜させた毛先が交差して植毛されていることで歯垢除去能力が高いとされる「マルチアクションブラシ」の2本となっているのです。

付属ブラシがグレードアップしていて、さらに1本多いので上位機という、まあ大変分かりやすい設定となっています。

ブラウンの電動歯ブラシの場合、付属ブラシはどのモデルにも装着可能となっているので、たとえ付属ブラシの無いノーマルの「すみずみクリーン」だとしても、付属ブラシを追加で購入すれば、容易にグレードアップすることが可能です。

ただ、この「すみずみクリーン」シリーズの場合、ブラシの回転数やバッテリーの性能などが劣っており、運転モードも1つしかありません。根本的に上位モデルとは埋められない差があるのですが、まあ「入門モデル」とはそういうことでしょう。

現行の「オーラルB」シリーズのラインアップでは名称が「ブラウン オーラルB すみずみクリーンプラスEX」となっているようですが、中身はこの「すみずみクリーンEX&フロス」と同じもののようです。

このあたりの適当さも、この「すみずみクリーンプラスEX」がメーカーにとってそれほど重要な存在ではないことを示しているのかもしれません。お値段なりのエントリーモデルとして選択する分には、大きな問題はない製品と言えるでしょう。

■すみずみクリーンEX&フロスのスペック