ブルーエア 450E
空気清浄機の世界基準でNO.1を標榜するブルーエア社の「450E」。適用畳数が21畳となるミドルレンジモデルです。
Blueair ブルーエア空気清浄機450E 450EK110PAW
ミドルクラスでも色んな意味で妥協なし
ブルーエア社の最大のウリは、「清浄化スピード」です。
この「450E」も風量は最大7.9㎥/分と、国内メーカー最上級モデルに匹敵、或いはそれを上回るパワーを誇ります。
空気清浄機の世界基準である「CADR」は、タバコ煙、粉塵、花粉とも240以上!となっていますが、日本であまりCADRという基準がメジャーとなっていないので、これがどれくらいスゴいのか比較する材料があまりありません。
ただ、フラッグシップモデルの「650E」とフィルター構造が同じのため、その清浄能力が優れているのは間違いないのでしょう。
しかし、注意しなければならないのは、「650E」同様、ブルーエア社の製品はフィルターの交換コストが高いということです。
「450E」のフィルターは8,000円(税別)なのですが、半年くらいで交換することが推奨されています。1年で16,000円(税別)になります。
、、、。
これは、シャープの最強プラズマクラスター25000ユニットの交換コストをはるかに上回ってくる金額です。
あー!
フィルター交換忘れてたー!
なんてことがないように、ちゃんと交換お知らせサインもついているので、メーカーはフィルター代を取りっぱぐれるつもりはさらさら無さそうです。
また、通常のフィルターは基本的にホコリを吸着するダストフィルターで、ニオイ消臭用ではありません。
この「450E」を脱臭メインに使いたいという場合は、通常の「ダストフィルター」ではなく「ニオイフィルター」を装着する必要があります。
「ニオイフィルター」という名前になっていますが、「ダストフィルター」としての効果もあるようなので、通常の「ダストフィルター」より性能が劣るということはないようです。
そんなウマい話があるわけないでしょ。
という気になりますが、フィルターの価格を見れば納得です。
通常の「ダストフィルター」が8,000円なのに対し、「ニオイフィルター」は15,000円です。
9割増し以上の金額となると、当然「ニオイフィルター」にはそれなりの働きをしてもらう必要があるわけです。「ニオイ」+「ダスト」の両方に対応する性能があっても驚いてはいられません。
あと、この製品の難点としては、「サイズ」が上げられるかもしれません。
幅500×奥行275×590mm、重さは何と15kgあります。
高さと奥行は日本の製品とそれほど変わりませんが、幅の500mmは結構大きいです。日本の平均的な製品より100mmほど大きい感じでしょうか。
重さの15kgも恐らく日本の家庭向けの製品には存在しないと思われますが、ここは我慢のしどころかもしれません。
外装はスチール製です。頑丈なんです。
だから3年保証もついてます。
ついでに付属のリモコンがマグネットで本体にくっついたりするんです。
シンプル、
ハイセンス、
そして、ハイコスト。
金で空気を買う。
ちょっと言い過ぎのような気もしますが、この際、嫉妬混じりに言ってしまいます。
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