「FK-WH1」のポイント
●シリーズ中の最強モデル
●パワーだけではない高機能モデル
シリーズ中の最強モデル
近年の布団乾燥機市場において、アイリスオーヤマの「カラリエ」シリーズの人気はかなりのものと言えるでしょう。Amazonにおいても、楽天市場においても、布団乾燥機のランキングとなれば、「カラリエ」シリーズの製品がトップ10の中に1つ2つランクインしているのはもはや当たり前で、多ければ3つ4つ、あわよくば半数をも占めようかというほどの人気ぶりです。
そんな大人気「カラリエ」シリーズの中で「カラリエシリーズ史上最強のスペック」とされているのが、この「FK-WH1」です。
何をもって「最強」なのかというと、まず「カラリエ」シリーズには、温風を吹き出すホースが1本のモデルと2本のモデルがあります。
ホースが2本のモデルはマシン的な乾燥能力が元から高い上、2枚の布団を同時に乾燥するという必殺技も使えるので、ホースが1本と2本で比べるなら、2本の方が「強」です。
そして、「カラリエ」シリーズには、布団を急速に暖める「ターボ」モードを備えているモデルと備えていないモデルがあります。
これは当然、「ターボ」モードを備えているモデルが「強」です。なにしろ、布団の暖めに「カラリエ」の標準的なモデルである「FK-C3」が20分の時間を要するところ、この「FK-WH1」はターボモードを使用することで最短3分半という驚異的な早さで暖めることが出来るのです。
2本のホースとターボモードという2つの「強」要素を兼ね備えていることで、この「FK-WH1」は「最強」というわけです。
パワーだけではない高機能モデル
そして、この「FK-WH1」は、パワーが「最強」なだけではありません。
この「FK-WH1」を含むアイリスオーヤマの「カラリエ」シリーズは、布団乾燥のためのセッティングが極めて簡単ということが大きな長所の1つとなっています。
本体から伸ばしたホースを布団の中に差し込むだけという圧倒的な準備の簡単さは、布団の中に専用のマットを敷いて、その中に温風を吹き込んで膨らませることで布団を暖め、乾燥させるという従来型の布団乾燥機をはるかに凌駕します。
あまりに準備が簡単で手軽に使うことが出来るため、「カラリエ」シリーズでは、本来の役割である布団乾燥の他、寝る前に布団を暖めておくことで、気持ちよく布団に入ることが出来るという、布団の暖めについても重要な機能となっています。
この「FK-WH1」の場合、「最強」パワーで暖めそのものが早いということはもちろんなのですが、暖める時間を指定する「予約」モードや、運転終了後、最長2時間まで温度も保つ「保温」機能など、単に温風を吹き出すだけに留まらない機能を備えています。
さらに、温風を吹き出すホースについても、他のモデルより長めの80cmとなっているほか、ホースの先端には布団と持ち上げて布団の中に大きな空間を作り出すためのフラップが付いていて、さらにホースが倒れないように側面側にもフラップが付いているなど工夫されています。
まとめ
強力なパワーと、充実の機能を備えているこの「FK-WH1」が「カラリエ」シリーズの中でもハイパワー&高機能なモデルとなっていることは間違いありません。
もちろんお値段も「カラリエ」シリーズの中では高価な方となりますが、簡単準備で布団の乾燥や暖めをしたい人にとっては、無視することの出来ないモデルと言えるでしょう。ただ、アイリスオーヤマの製品全般に言えることですが、製品ラインアップが曖昧で、同仕様、或いは似た仕様の別モデルが存在することには注意が必要かもしれません。
この「FK-WH1」の場合、「KFK-401」がそれに該当します。「KFK-401」には、この「FK-WH1」では別売りとなっている「ダニ撃退ふとん乾燥袋」が付属品となっていたり、ホースの先端にセットする「アロマケース」が付いていたりと、さらに充実の仕様となっているので、「カラリエ」シリーズ、最高のモデルが欲しいと言う場合は、「KFK-401」を選択するべきかもしれません。
■FK-WH1のスペック
発売 | 2020年12月 |
サイズ | 幅168×奥行213×高さ370mm |
重さ | 2.1kg |
消費電力 | 1000W |
乾燥時間(ふとん標準) | 60分 |
乾燥時間(ダニ対策) | 100分 |
付属品 | くつ乾燥アタッチメント(2個) |
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