電動歯ブラシの世界的ブランドとして名高い「ソニッケアー」のラインアップです。新しい最上位シリーズ「9900 Prestige」が登場して来ました。まだ2モデルなのでスッキリとしたシリーズとなっていますが、「ダイヤモンドクリーンスマート」以下の下位モデルは、付属品や運転モードなどの違いで多様なモデルが存在していて、モデルごとの違いがなかなか分かりにくい構成となっています。
9900 Prestige
新登場した新しい最上位シリーズです。毎秒最大100回というとてつもない頻度でブラッシング状態を検知して運転調整を行う「Sense IQテクノロジー」が搭載され、ソニッケアー史上最高のブラシヘッドとされる「プレミアムオールインワンブラシヘッド」を装着することで、手磨きの最大20倍という高い歯垢除去力を誇ります。もちろん、専用アプリと連携して自分の歯磨きデータを確認することが出来るサポート機能も付いています。また、これまでの上位モデルでお馴染みだった充電用のグラスは廃止され、コンパクトな充電スタンドと、充電可能なトラベルケースが付属します。
HX9992/22(ミッドナイトブルー)・HX9992/21(シャンパン)
2021年6月発売モデル。価格目安:42,000円くらい。
SenseIQ(センスIQ)テクノロジーで一人ひとりに合わせたオーラルケアを
ダイヤモンドクリーンスマート
「クリーン」「ディープクリーンプラス」「ホワイトプラス」「ガムヘルス」「舌磨き」の合計5つの運転モード選択と、3段階の強さ設定が可能なうえ、歯磨きの状況をリアルタイムで確認することの出来るアプリとの連携機能を持つ上位シリーズです。2019年から運転モードの「舌磨き」をカットした下位仕様のモデルが登場しています。新しく「9900 Prestige」が全く別の最上位シリーズとして登場して来たことを考えると、今後は中位シリーズとして位置づけられていくことになるのかもしれません。
HX9911/05
2019年4月発売モデル。価格目安:27,000円くらい。
運転モードから唐突に「舌磨き」がカットされ、4つの運転モードとなった下位変換モデルです。また、充電用のグラスは付属しますが、「USB充電トラベルケース」は付属しません。さらに初回の付属ブラシも「プレミアムクリーン」1本だけとなっていて、要するにコストカットして価格を下げたモデルということになるのかもしれません。
HX9945/07
2019年発売モデル。
「ダイヤモンドクリーン スマート プロフェッショナル」と、いくぶん別シリーズ気味の名前となっているモデルです。「プロフェッショナル」と聞くと、通常モデルの上位版というイメージを抱きがちですが「ソニッケアー」の場合は、歯科医院などの「プロフェッショナル」な場所で提供されるモデルとして、自分に必要な付属品を選べるという意味合いらしく、結果として通常のモデルには付属する「USB充電トラベルケース」や「充電用グラス」が付いて来ないという、付属品に関してはマイナス気味の仕様となっていることはかなりの注意点でしょう。ただ、本体の性能については5つの運転モードを備えたフル仕様となっています。
HX9964/55(ルナーブルー)・HX9954/55(ルナーブルー)
2017年9月発売モデル。価格目安:29,000円くらい。
4種類の初回付属ブラシと充電用のグラス、USB充電のトラベルケース、さらにブラシヘッドホルダーも付いた充実モデルです。
ソニッケアー史上最高のブラッシング体験をあなたに
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HX9934/15(ブラック)・HX9934/05(ホワイト)・HX9924/15(ブラック)・HX9924/05(ホワイト)
2017年発売モデル。価格目安:32,000円くらい。
4種類の初回付属ブラシと充電用のグラス、USB充電のトラベルケースが付いています。本体色「ルナーブルー」のモデル(「HX9954/55」「HX9964/55」)と比べると、替えのブラシヘッドを収納しておく「ブラシヘッドホルダー」が付属して来ません。
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ダイヤモンドクリーン9000
「ダイヤモンドクリーンスマート」に近い仕様のエントリーモデルという、とらえどころが難しいモデルです。新しい最上位モデルとして「9900 Prestige」が登場したことで、ますます難しいポジションになって来ました。ノーマルの「ダイヤモンドクリーンスマート」と比べると、運転モードが1つ少なくて(舌磨き)、アプリとの連携機能がリアルタイムではなくなり、初回付属ブラシも少なくなっているところが、見劣りするところということになるわけですが、独特の充電用グラスの他に、USB充電のトラベルケースなども付属するので、最先端のアプリ連携機能を求めている人でなければ、十分に満足出来そうな仕様となっています。
HX9911/37(ピンク)・HX9911/10(ホワイト)
2020年5月発売モデル。価格目安:21,000円くらい。
ダイヤモンドクリーン
簡単に「ダイヤモンドクリーン」となっていますが、強力なブラッシングモード「ディープクリーン」を含む5種類の運転モードを備えて、かつては最上位でもあったシリーズです。しかし、さらに上位のシリーズとして「ダイヤモンドクリーン スマート」、そして「ダイヤモンドクリーン 9000」、さらには「9900 Prestige」までも登場したことで、存在意義は次第に薄れていると思われます。機能的にも運転モードは確かに充実していますが、押し付け防止センサーも無ければ、アプリとの連携機能もありません。クラシックなモデルとして生き残るのか、次第にフェードアウトすることになるかの分岐点に来ているシリーズなのかもしれません。
HX9399/17
2020年発売モデル。価格目安:31,000円くらい。
ブラックとローズゴールドで色違いとなる本体2本セットのモデルです。初回替えブラシも合計8本付属しますが、ノーマル歯磨き用の「プレミアムクリーン」がレギュラーサイズで2本、ステイン落とし用の「ホワイトプラス」はブラックがレギュラーサイズで、ホワイトがコンパクトサイズで1本ずつ、歯間の歯垢除去用の「インターケアー」、歯ぐきが敏感な人向けの「センシティブ」がそれぞれ1本ずつ、そして「舌磨きブラシ」が2本と、かなりバラエティに富んだブラシ構成となっています。また、充電用の台とグラスは1個しか付属しないので、二人で仲良く使いたい人向けのセットということなのでしょう。
HX9337/45
2018年発売モデル。価格目安:16,000円くらい。
通常の歯磨き用の「プレミアムクリーン」、ステイン落とし用の「ホワイトプラス」、そして「舌磨きブラシ」と一通りの替えブラシが揃っているモデルです。充電も出来る独特なグラスも付属しています。
エキスパートクリーン
複数の運転モードと3段階の強さ設定が可能な実用性の高そうなシリーズです。ブラシの押し付け過ぎを防止する「過圧防止センサー」を搭載しています。また、上位シリーズのものと比べると、歯磨きデータの同期がリアルタイムではないなど機能的に見劣りする仕様とはなりますが、アプリとの連携によって自分のブラッシングの状況を確認することも出来ます。ただ、「ダイヤモンドクリーン」シリーズでは特徴的だった充電用グラスは付属しません。
HX9692/03
2020年発売モデル。価格目安:33,000円くらい。
「ブラック」と「ホワイト」の本体2本組セットモデルです。替えブラシはノーマルの「プレミアムクリーン」が2本付属する最小構成ですが、本体は4つの運転モードを備える上位モデルで、持ち運び用のトラベルケースも2個付属します。しかし充電台は1台しか付属しません。
HX9692/07(ピンク)・HX9662/06(ホワイト)・HX9632/01(ブラック)
2019年8月発売モデル。価格目安:17,000円くらい。
シリーズの上位モデルとなり、4つの運転モード(クリーン・ホワイトプラス・ガムヘルス・ディープクリーンプラス)が備わっています。初回付属ブラシは「プレミアムクリーン」と「プレミアムガムケア」の計2本です。
HX9627/01(ブラック)・HX9617/03(ホワイト)
2019年8月発売モデル。価格目安:17,000円くらい。
シリーズの下位モデルとなり、運転モードは1つ少ない3つ(クリーン・ガムヘルス・ディープクリーンプラス)となっています。初回付属ブラシも「プレミアムクリーン」1本だけというシンプル構成です。
プロテクトクリーン
様々な仕様でモデルが混在するようになった主力シリーズです。全てのモデルに加圧防止センサーが搭載されています。運転モードが多い順に〈プレミアム〉、〈プラス〉、〈ノーマル(無印)〉と大まかに分けることが出来ますが、根本的に製品数が多いことと、同じくくりと思っても運転モードが違ったり、細かな付属品が異なっていたりするので、何が必要な機能なのか、購入の際にはよく確認する必要がある要注意シリーズです。
HX6890/45(ブラック)
2019年発売モデル。価格目安:11,000円くらい。
3種類の運転モードを搭載した〈プレミアム〉モデルです。3段階の強さ調整も可能です。初回付属ブラシは「ホワイトプラス」と「ガムプラス」の計2本となっています。「トラベルケース」は付属しません。色違いのモデルとなる「HX6897/25(ホワイト)」、「HX6877/25(ホワイト)」と同じ構成となっています。
HX6897/25(ホワイト)・HX6877/25(ホワイト)
2018年7月発売モデル。価格目安:12,000円くらい。
3種類の運転モードを搭載した〈プレミアム〉モデルです。3段階の強さ調整も可能です。初回付属ブラシは「ホワイトプラス」と「ガムプラス」の計2本となっています。「トラベルケース」は付属しません。色違いのモデルとなる「HX6890/45(ブラック)」と同じ構成となっています。
HX6897/95(ホワイトシルバー)
2018年発売モデル。価格目安:11,000円くらい。
3種類の運転モードを搭載した〈プレミアム〉モデルです。3段階の強さ調整も可能です。USB充電のトラベルケースが付属しますが、初回付属ブラシは「ホワイトプラス」1本のみとなっています。
HX6839/54
2021年発売モデル。価格目安:17,000円くらい。
2種類の運転モードを搭載する〈プラス〉モデルです。運転モードは「クリーン」と「ホワイト」で、強さ設定は出来ません。ブラシヘッドを紫外線で除菌しつつ、本体の充電も出来るという、充電機能付きの紫外線除菌機が付属して来ることが大きな特徴となっています。初回付属ブラシはレギュラーサイズとコンパクトサイズの「ホワイトプラス」が各1本ずつの計2本というステイン落としに偏った仕様となっていますが、持ち運び用のトラベルケースも付属するので、付属品については比較的充実したモデルと言うことが出来そうです。
HX6830/67(ブラック)・HX6839/66(ホワイト)
2018年発売モデル。
2種類の運転モードを搭載する〈プラス〉モデルです。運転モードは「クリーン」と「ホワイト」です。強さ設定は出来ません。初回付属ブラシは「クリーンプラス」と「ホワイトプラス」がそれぞれ1本の計2本となっています。
HX6428/03(ブラック)・HX6421/02(ホワイト)
2020年4月発売モデル。価格目安:9,000円くらい。
2種類の運転モードを搭載する〈プラス〉モデルです。運転モードは「クリーン」と「ホワイト」です。強さ設定は出来ません。初回付属ブラシは「ホワイトプラス」がレギュラーサイズとコンパクトサイズのサイズ違いで計2本となっています。
歯ぐきにやさしく、歯垢に強く。電動歯ブラシはさらに進化した
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HX6819/36
2019年発売モデル。価格目安:6,400円くらい。
運転モードが「クリーン」しかない〈ノーマル〉モデルです。強さの切り替えは出来ません。初回付属ブラシも「ホワイトプラス」1本だけという最小構成となっています。
HX6811/05(ネイビーブルー)
2019年発売モデル。
運転モードが「クリーン」しかない〈ノーマル〉モデルです。強さの切り替えは出来ません。初回付属ブラシも「クリーンプラス」1本だけという最小構成となっています。「HX6819/05」との違いは、本体カラーのみです。
HX6819/05(ホワイト)
2018年発売モデル。価格目安:6,500円くらい。
運転モードが「クリーン」しかない〈ノーマル〉モデルです。強さの切り替えは出来ません。初回付属ブラシも「クリーンプラス」1本だけという最小構成となっています。「HX6811/05」との違いは、本体カラーのみです。
HX6866/65(パステルピンク)・HX6806/65(パステルピンク)
2018年7月発売モデル。価格目安:6,400円くらい。
運転モードが「クリーン」しかない〈ノーマル〉モデルです。2段階で強さの切り替えが可能です。初回付属ブラシは「クリーンプラス」と「ホワイトプラス(コンパクト)」の計2本となっています。
HX6863/66(ライトブルー)・HX6803/66(ライトブルー)
2018年7月発売モデル。価格目安:6,300円くらい。
運転モードが「クリーン」しかない〈ノーマル〉モデルです。2段階で強さの切り替えが可能です。初回付属ブラシは「クリーンプラス」と「ホワイトプラス(レギュラー)」の計2本となっています。
HX6489/01(ホワイト)
2019年3月発売モデル。
初回付属ブラシも含めて、付属品が付かない「プロフェッショナル」モデルです。搭載されている運転モードは3種で、運転の強さ調整も3段階で可能な〈プレミアム〉仕様となっています。
HX6445/01
2019年発売モデル。
歯科医院などで提供される「プロフェッショナル」モデルです。搭載されている運転モードは3種で、運転の強さ調整も3段階で可能な〈プレミアム〉仕様となっています。初回付属ブラシとして「プレミアムクリーン」が1本付属します。
HX6403/70
2019年発売モデル。
2本セットのモデルです。〈プレミアム〉と同じ3種類の運転モードを搭載していますが、強さの切り替えは出来ません。そのためなのか、〈プレミアム〉とも〈プラス〉とも記載されていません。初回付属ブラシは「クリーンプラス」2本と「ホワイトプラス」1本の計3本という中途半端な本数となっていますが、「トラベルケース」と「充電器」は2個付属します。
ガムヘルス
「ソニッケアー」が日本人のために初めて開発したとされる記念碑的なモデルですが、歯科医院などでの販売となる「プロフェッショナル」扱いとなっているようです。「ガムヘルス」と名乗りながら、搭載している運転モードは「クリーン」だけという、ちょっと意表を突いてくるところもあったりしますが、初回付属ブラシについては、歯ぐきケアに向いている「ガムプラス」にちゃんとなっています。
HX6641/06
2019年発売モデル。
クリーンケアー
ブラシの振動数は他のモデルと共通ですが、バッテリーを「ニッケル水素」(通常はリチウムイオン)とすることで低価格を実現したモデルです。搭載している機能はブラッシング時間の目安となる2分間のタイマーくらいしかないシンプルモデルとなっていて、初回付属ブラシも「クリーンプラス」1本だけとなっています。
HX3294/07
2019年4月発売モデル。価格目安:2,600円くらい。
初回付属ブラシが「クリーンプラス」1本だけとなっている最小構成モデルです。
毎分約31,000回振動。ソニックテクノロジーで歯垢を除去
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HX3293/80
2017年発売モデル。価格目安:4,300円くらい。
初回付属ブラシが「ホワイトプラス」のレギュラーサイズとコンパクトサイズの各1本ずつのサイズ違いで計2本という、ステイン落としに偏ったブラシ構成のモデルです。
ソニッケアーキッズ
子ども向けの「ソニッケアー」です。運転モードは「やさしいモード」と「さらにやさしいモード」の2種となっていて、子どもの歯ぐきを痛めないように配慮されています。ゲーム的な要素のあるアプリと連携することで、子どもが楽しんで歯磨きが出来るようなオマケ機能が付いています。また、ハンドルに貼れるステッカーもオマケとして付いて来ます。
HX6326/03
2019年発売モデル。価格目安:4,600円くらい。
ブラシの振動数は毎秒約500ブラシストローク→毎分約30,000回となっていて、大人用の31,000回と比べると少し少ないようですが、「約」となっていることを考えると大差ないレベルだと思われます。アプリを通じて子供の歯磨き実績を確認できたり、歯磨きを上手に出来ると、アプリ上でご褒美がもらえたりする先進機能も備えています。基本的には同系統のモデルである「HX6391/03」や「HX6341/03」と変わりませんが、ミニサイズのブラシヘッド1本、本体に貼るステッカー8種類の他に、オマケのステッカーが1枚付属して来ます。
HX6391/03・HX6341/03
2016年発売モデル。価格目安:11,000円くらい。
見た目もカラフルなキッズ用モデルですが、大人用のモデルと同じブラシ振動数で強力なブラッシング能力を備えています。アプリを通じて子供の歯磨き実績を確認できたり、歯磨きを上手に出来ると、アプリ上でご褒美がもらえたりする先進機能も備えています。ミニサイズのブラシヘッド1本のほか、本体に貼るステッカーが8種類付属します。
イージークリーン
搭載している機能はブラッシング時間の目安となる2分間のタイマーくらいしかないシンプルモデルだというところは「クリーンケアー」と同じですが、バッテリーはより高性能なリチウムイオンとなっています。
HX6512/06
2020年3月発売モデル。価格目安:4,500円くらい。
初回付属ブラシは、歯垢除去用のノーマルタイプである「プロリザルツ」1本となっています。すでに「プロリザルツ」は廃版なので、ブラシを交換する際には「クリーンプラス」とすることが推奨されています。
ベーシックな機能をお好みの方へ
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HX6554/07
2019年発売モデル。価格目安:5,000円くらい。
初回付属ブラシは、敏感な歯ぐきなどのケアに向いている「センシティブ」1本となっています。
ベーシックな機能をお好みの方へ
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