来ました来ました。
一世を風靡したと言っても過言でない「GreenFan2」がさらに「GreenFan2+(プラス)」となって再び登場です。
ホワイト×ブラック↓
バルミューダ GreenFan2+(ホワイト×ブラック)
そして、ホワイト×グレー↓
バルミューダGreenFan2+(ホワイト×グレー)
「プラス」と言うからには、何かが追加されているに違いないわけですが、パッと見では変更箇所が良く分かりません。
それもそのはず。
変更点は、本体ベースの裏。
ここにバッテリーを収納出来るようになっているのです!
バッテリーを使えば、コードレス扇風機としても使用可能となっているのです!
、、、。
って、もともと別売扱いで「GreenFanミニ」と同時に登場したこのバッテリーは旧モデル「GreenFan2」にも接続可能でした。
まあ、つまりは「GreenFan2」では剥き出し状態にせざるを得なかったバッテリーを本体裏にスッキリ収納出来るようになったというわけです。見た目的な改善という点が大きいのかもしれません。
もちろん!
「プラス」とは、ただ、バッテリーを収納出来るようになったのが「プラス」というわけではありません!
なんと、もともと少なかった消費電力が最小3W→2Wへと減少しているのです。
たかが1Wと言うなかれ、率にすれば、33%もの消費電力の低減です。
おおー!
、、、となるのでしょうか?
たかが1Wと言うなかれと言いながら、やはり1Wという感じがしないでもありません。
電気代に換算すると、半年以上ぶっ続けで稼働させて、やっと100円の差が出るかな、というレベルです。
まあ、そこを削って来るというその姿勢に共感しましょうということなのかもしれません。
ただし、最大消費電力については、「GreenFan2」も、ただの「2」も17Wで変わりません。
そして、それ以外に目立った変更点はありません。
風量、風速、運転音などなど扇風機としての性能自体は「GreenFan2」と同じです。
しかし!
ともかく、メーカーは自信満々です。
「自然界の風を届けることができる、唯一の扇風機です」
と強烈な一発をかまして来ます。
「自然界」とは一体何なのか、議論の余地がおおいにありそうですが、「もはや敵無し」といきなりの勝利宣言です。
さらに「風が違う」「消費電力が違う」「静かさが違う」「自由さが違う」「デザインが違う」と次々と畳み掛けて来て、もはや「GreenFan2プラス」で無ければ、ロクな扇風機にあらず、とでも言わんばかりにグイグイと押して来ます。
電源プラグの向きを変えられるというちょっと変わったアダプターが付属していますが、これについても「バルミューダのデザインへのこだわりは、アダプターにまで及びます」ともうヤケに鼻高々です。
何だかあまりに自信満々過ぎて、少し近寄り難い印象すら受けてしまいますが、この「GreenFan2プラス」がそう言うだけの性能を有しているのも事実です。
今シーズンからは、他のメーカーもDCモーター搭載機をズラリと揃えており、実際のところ、その差はほとんど無くなっているという感じもしますが、2年経ってもこの「グリーンファン2プラス」より明らかに優れているという製品はまだ登場していません。
次はいよいよ「GreenFan3」が出るのか、「GreenFan2プラスプラス」或いは「GreenFanゼット」などで「GreenFan2シリーズ」を引っ張ってくるのか、早くも興味は来年以降のメーカーの戦略に移ってしまいそうなくらい、完成度の高い製品と言えそうです。ただ、まあ、自慢げな姿勢がほんのちょっと鼻につくくらいでしょうか。
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