デジタル表示になった伝統の簡易タイプふとん乾燥機。象印「スマートドライ RF-EA20」

コンパクト性を極めた象印のふとん乾燥機です。



ふとん乾燥機 RF-EA20-WA

象印のふとん乾燥機「スマートドライ」と言えば、今や主流となった簡易タイプのふとん乾燥機の先駆けとして有名です。

この「RF-EA20」で4代目のモデルとなります。

ただ、これまでのモデルと比べると、型番の構造が変わっています。

これまでの型番を並べると、

初代モデル「RF-AA20」→二代目「RF-AB20」→三代目「RF-AC20

となっています。

次のモデルは当然、「RF-AD20」となってしかるべきと思われるのですが、登場して来たのは「RF-EA20」です。

これは、、、まさか!

つ、ついに、フルモデルチェンジ!?

簡易タイプふとん乾燥機のパイオニアである「スマートドライ」がフルモデルチェンジするとなると、注目を集めるのは間違いありません。

しかし。

この「RF-AC20」はどう見ても、旧モデル「RF-AC20」と限りなく相似形の外観をしています。

そして、本体サイズや重さ、消費電力などの基本スペックも共通となっています。

、、、。

パッと見で判断する限り、フルモデルチェンジではないようです。

しかし、この「RF-EA20」のキャッチコピーは、「マット&ホースなしのふとん乾燥機が、さらに使いやすくなりました」

となっています。

「さらに使いやすくなりました」

というからには、変更点があるに決まっています。

どこが違うのでしょう?

実は、乾燥運転の残り時間を示すタイマーが、ランプ表示からデジタル表示に変わっています。

、、、。

え?それだけ?

さらにこの「RF-EA20」では、旧モデル「RF-AC20」に搭載されていた「低音送風」モード、そして「エコモード」が無くなっています。

表示がデジタルになって、運転モードは2つカットです。

え?ええ?!

果たしてこれは「使いやすくなった」のでしょうか?

デジタルだから見やすくなった。

まあ、そうかもしれません。

運転モードが減って、迷わなくなった。

これは、、、微妙です。

微妙ですが、すごく前向きに考えると、もしかするとカットされた「低音送風」や「エコモード」は大して役に立たなかった、というテスト結果があったりする可能性は否定できません。

ただ、いずれにせよ「さらに使いやすくなりました」とは、なかなか大胆な表現という感じもしてしまいます。

それでもまあ、この「RF-EA20」が、マットどころかホースも無いという究極の簡易タイプふとん乾燥機として、業界最速クラスの準備時間の短さを誇るモデルであることは間違いありません。

本体を自立させて、吹出し口の角度を変えることで、小型の乾燥機として使うことが出来るのも、この「スマートドライ」シリーズの特徴と言えるでしょう。

しかしもちろん、これらは旧モデルの「スマートドライ」も、もれなく備えている特徴です。

はっきり言って、価格次第では旧モデルでも全然問題なさそうです。

この「RF-EA20」は、どうしてこれまでの型番の流れを変えたのか?という謎を秘めた、ちょっとミステリアスな部分を残すモデルではありますが、わざわざその謎を解明するために、この「RF-EA20」を手元に置いて、じっくり使い込んでみよう!という人は、それほど多くなさそうです。

■スマートドライ「RF-EA20」のスペック

発売2018年9月
サイズ幅280×奥行130×高さ350mm
重さ約4.1kg
消費電力(50/60Hz)655/645W
乾燥時間(ふとん標準)60分
乾燥時間(ダニ対策)360分(90分×4回)

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