ごく一般的なシンプルな円形をしたロボット掃除機です。
ECOVACS DEEBOT N79T ロボット掃除機
この「DEEBOT N79T」は外見がシンプルなだけでなく、機能的にもスッキリしたモデルとなっています。
まあ、要するにエントリーモデルということです。
本体前方でクルクル回る2つのブラシでゴミをかき込み、底面中央のメインブラシでガシガシと本体内にゴミを取り込んでいくという、ロボット掃除機の王道といってよい仕組みを備えています。というか、それだけの製品と言ってしまっても良いかもしれません。
ただそうは言っても、掃除が終わったり、バッテリーが切れそうな場合は自力で充電台に戻りますし、運転スケジュールの設定も可能なので、ただ走り回るだけの格安ロボット掃除機とは一線を画す性能を備えていることは間違いありません。
Wi-Fiを経由して専用アプリを使えば、遠隔操作も可能です。ただ、マッピング機能は無いので、DEEBOTの上位モデルのようにアプリで掃除エリアの指定や確認をすることは出来ません。
「DEEBOT」と言えば、水拭き機能があったり、充電台にハンディ掃除機が付いていたり、その効果はともかく、ひと工夫が感じられるモデルが多いですが、この「DEEBOT N79T」はいたってシンプルな作りとなっています。この「DEEBOT N79T」のベースの製品となっている「DEEBOT N79」との違いは、アプリ上で吸引力を2段階に変更出来るようになっていることくらいのようです。
別に悪い製品では無い感じですが、この「DEEBOT N79T」に特別な何かを期待するのは無理があるかもしれません。
何の変哲も無い「DEEBOT」なら、ルンバの方が良いよ。
とは誰しもが考えることでしょう。
しかし、この「DEEBOT N79T」の価格は2万円台前半です。同じくらいの価格のルンバを現行モデルの中から探し出すことは至難の技というか、たぶん不可能です。
別に最高のロボット掃除機が欲しいわけじゃないけど、全く使えないものじゃ意味無いから、そこそこ使えて、それでいて価格は安いものが良い!
という、なるべく価格重視の姿勢を取ったときに、高確率で視界に入って来る製品と言うことが出来そうです。
■ロボット掃除機のスペック
発売 | 2018年6月 |
サイズ | 300×300×78mm |
重さ | 3.25kg |
集じん容積 | 300ml |
稼働時間 | 最大120分 |
稼働面積 | - |
充電時間 | 4時間 |
バッテリー寿命 | - |
乗り越え可能な高さ | 1.4cm |
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