残りの体力が数値で分かってしまうGARMINのライフログトラッカー「vivosmart 4」

GARMINのライフログトラッカーシリーズ、「vivosmart」の最新モデルです。

ブラック スレート(Lサイズがあるのはこの色だけ)↓


GARMIN アクティブトラッカー vívosmart4 Black Slate レギュラーサイズ【日本正規品】

グレー ローズゴールド↓


GARMIN アクティブトラッカー vívosmart4 Gray RoseGold レギュラーサイズ【日本正規品】

ブルー シルバー↓


GARMIN アクティブトラッカー vívosmart4 Blue Silver レギュラーサイズ【日本正規品】

旧モデル「vivosmart 3」もそうでしたが、この「vivosmart 4 」にもGPS機能は搭載されていません。なので、ランニングや自転車で長い距離を移動する際に使う端末としては物足りないでしょう。

もちろんそんなことは、本来GPS機器メーカーであるGARMINは良く分かっているに決まっています。

この「vivosmart 4」はアスリート指向ではなく、もっとライトに自分のフィットネスレベルを向上させたいと感じている人向けのモデルなのです。

そしてGPSが無い代わりに、そのための工夫が盛り込まれています。

最大の特徴は「BODY BATTERY」でしょう。

これは「vivosmart 4 」を装着している人の体力が、あとどれくらい残っているのかを数字で示してくれるという、かなり大胆な機能です。

「BODY BATTERY」の数値は「vivosmart 4 」が記録している日々のストレスレベルや、心拍数の変動、睡眠状態、活動データを基に推計しているのだそうです。

これはなかなか面白そうです。

ストレスレベルや心拍数の変動、睡眠の状態など、普段意識しないというか、意識すること自体がなかなか難しいことがデータ化されるだけでも興味深いことではあります。

しかし、それらのデータを毎日振り返るかというと、正直なところ、それさえも面倒と言えないこともありません。

むしろ、この「BODY BATTERY」のように、今のあなたの体力はこれくらい!

と単刀直入に見せられた方が、ああ、今日は疲れているから歩いて帰るのは止めておこうとか、今日はまだまだ元気だからこの階段も登っちゃおう!みたいにその場ですぐに行動に移せそうな感じもします。

そして「BODY BATTERY」の推測値を正確にするためには、この「vivosmart 4」を毎日ちゃんと身に付けていなければならず、「vivosmart 4」を毎日身に付ける意識付けが高まることで、結果として身体を動かしたり、しっかりと睡眠を取ろうとする良い習慣作りにもつながりそうな感じもします。

「BODY BATTERY」はあくまで推測値に過ぎず、どうしても必要な機能ではありませんが、これからのリストバンド型端末は、単にデータを計測するたけでなく、この「BODY BATTERY」のように楽しんでエクササイズに取り組めるような仕掛け作りが大きなポイントとなるのかもしれないと思わせる、意欲的な機能と言えそうです。

もちろん、この「vivosmart 4 」は、歩数や消費カロリー、週間運動量など、一般的なリストバンド型の活動量計に期待するようなデータは普通に計測してくれます。最大酸素摂取量からフィットネス年齢を推定してくれたりもします。SNS通知や着信などのスマホとの連携機能もありますし、GARMIN独自のエクササイズ自動感知機能「MOVE IQ」も搭載しています。

本体の重さも、旧モデル「vivosmart 3」から軽量化(レギュラー:20.4g→16.4g、ラージ:21.5g→17.5g)されており、バッテリーの持ちも最大5日間→7日間へと伸びているなど、基本仕様もアップしています。

旧モデル「vivosmart 3」からは大きくはありませんが、明確に一歩前進しており、ライバル製品にとっても脅威となりそうなモデルでしょう。

■vivosmart 4のスペック

測定項目歩数・上昇階数・移動距離・運動量・消費カロリー・睡眠状態・ストレスレベル・フィットネス年齢
心拍計測機能あり
GPS機能なし
バッテリー持続時間最大7日間
充電時間-
サイズR:15×10.5×197mm(外周122〜189mm) / L:15×10.5×223mm(外周148〜215mm)
重さR:16.4g / L:17.5g
防水レベルスイム

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