曲がった首が最大のポイント。シンプルに勝負するオムロンの電動歯ブラシ「HT-B315」

オムロンは1978年から電動歯ブラシを製造しており、なんと40年近くもの歴史を誇ります。

そして、その長い歴史の最新鋭&最上位モデルとなるのが、この「HT-B315」です。

ブラック↓


オムロン 電動歯ブラシ(ブラック)OMRON　Mediclean（メディクリーン）　音波式 HT-B315-BK

シルバー↓


オムロン 電動歯ブラシ(シルバー)OMRON　Mediclean（メディクリーン）　音波式 HT-B315-SL

シンプルな外観をしていますが、機能的にもシンプルです。

最大の特徴はヘッドの部分が曲がっていることです。

11°というその曲がり角度は、歯医者さんが使うミラーを参考にしたらしく、奥歯に届いたときにブラシがしっかりと奥歯にフィットするようになっているのだそうです。いくらブラッシング能力が高い電動歯ブラシでも、歯に当たらなければ意味がないので、これは確かに重要なポイントです。

ただ、その他に何か目を引くような特徴があるかというと、そんな感じはありません。

ブラッシングモードは通常の「クリーン」、優しく磨く「ソフトケア」、細かなところ用の「ポイントケア」の3つがあり、オムロンの電動歯ブラシシリーズの中では多い方なのですが、ライバルメーカーの最上位製品と比べると少ない方となります。

標準のブラシの他に付属ブラシとして3種類のブラシが付いてきますが、それぞれコンパクトタイプ、ソフトタイプ、ポイント磨き用と分かりやすいものとなっていて、何か驚きの機能といったものは見当たりません。

ただ、この「HT-B315」の「ポイントケア」での振動数は約33,000回となっていて、同じ音波振動式でライバルとなる「ソニッケアー」や「ドルツ」の約31,000回を上回っています。まあ、通常モードとなる「クリーン」での振動数は約25,500回なので、振動数で優位に立っているとは単純には言えないところですが、少なくとも「ポイントケア」に関しては侮ることも出来ないでしょう。

また地味なところですが、この「HT-B315」はブラシ込みでの重さが約64gとなっており、100gを軽く超えてくることの多いライバルメーカーの製品に対して、圧倒的な軽量モデルとなっています。

ブラシサイズもコンパクトなので、ゴツい電動歯ブラシは使いにくい！という人にとっては、シンプル&コンパクトなこの「HT-B315」は、なかなか魅力的な製品となるかもしれません。

■HT-B315のスペック