三菱重工のスチーム式加湿器で最小サイズとなるモデルです。
白↓
そして黒↓
「SHE35HD」というモデルの後継機にあたりますが、旧モデルと性能面ではほとんど変わりません。
加湿量(350ml/h)も、本体サイズも、消費電力も、運転音も、タイマーだって同じです。
蒸発布に水を浸透させ、その水分のみを加熱するので、スチーム式にしては消費電力が少ないという「SHE」シリーズの特徴も当然共通です。
唯一異なるのが、新型であるこの「SHE35JD」には、旧モデルに搭載されていた「湿度イルミネーション」というランプがなくなっていることです。
「湿度イルミネーション」とは、部屋が乾燥しているときは「赤」→適度な湿度になると「青」へと変化するランプのことです。
、、、。
これって、機能削減ということでしょうか?
残念ながら、そのようです。
ただ、「SHE35JD」は、現在の湿度をデジタル表示してくれるので、お部屋の今の湿度が分からないということはありません。
「なーんだ」
とならないのは、このデジタル表示が旧モデル「SHE35HD」にも搭載されているからです。
しかし、加湿器としての性能は決して悪くはありません。
温度・湿度の両センサーをもとにした自動運転が可能で、目標とする湿度も設定出来るなどなかなか高機能なのです。
ただ、もちろんそれについても、旧モデルと同様です。
そして実は、カラーバリエーションも減ってしまいました。
旧モデル「SHE35HD」は、「黒」と「白」の他、「漆紅」と書いて「うるしもみじ」と読ませる斬新なネーミングのモデルがあったのですが、新モデルでは「黒」「白」のみで「漆紅」はなくなりました。
一応、「黒」が「漆黒」とされているところに「漆紅」のおもかげが残されているのかもしれません。
まあ、確かに「黒」と「白」があれば十分でしょう。認めます。それに申し訳ないですが、仮に「漆紅」というカラーが残されていたとして、それがもの凄く魅力的かというと、まあ、ちょっと考えてしまうところもあります。
さみしい感じもしますが、採算を取るためのギリギリの調整ということなのかもしれません。
もしかすると、メーカーは新しい「ハイブリッド式」加湿器シリーズの方に力を入れようとしているのかもしれません、、、。
まあ、それやこれやで、どことなく斜陽の気配を感じさせる製品と言えるかもしれません。
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