どうしてもコレでなくても良さそうなフツーの掃除機。東芝「VC−PC6A」

ザ・掃除機、と言う他のない外観です。



この「VC-PC6A」の発売は2013年。発売から丸6年が経過したベテラン掃除機です。メーカーの現行ラインアップからは既に消えていますが、アマゾンにおいては根強い支持を得ている掃除機の1つです。

ズバリ、この「VC-PC6A」は、特別高性能な掃除機ではありません。

最大520Wという吸込仕事率は、紙パック式の掃除機としては特別なものではありませんし、メインの床用ヘッドは自走しないエアー式です。本体は特別小さいこともなく、当然重さも特別軽くはなく、運転音が小さいということもありません。

目立つ機能と言えるものは、吸い込む強さを手元のスイッチで強、中、弱に切り替えられることや、掃除をちょっと中断したいときに本体にヘッドを立て掛けられるホルダーが付いていることくらいです。

まあ普通、というか率直に言って、実に低価格モデルらしい機能の少なさです。

この「VC-PC6A」を購入しよう!と決断したくても、その決め手となるポイントが少な過ぎて、何かちょっとした条件を付けてしまうと、この「VC-PC6A」が候補から外れてしまう可能性が高そうです。

結局のところ「東芝」というそれなりに信頼のあるブランドが付いた掃除機が1万円未満で入手できる、という費用対効果がこの「VC-PC6A」の一番の魅力ということになりそうです。

■VC-PC6Aのスペック

発売2013年3月
タイプ紙パック式
集じん容量1.6リットル
吸込仕事率約90〜520W
消費電力約250〜1000W
運転音約58〜68dB
サイズ奥行302×幅254×高さ230mm
重さ(使用時標準)3.1kg(4.3kg)

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