東芝のコンプレッサー式の除湿乾燥機。
除湿量9/10リットルの上位モデル「RAD-CS100X」と比べると、この「RAD-CS80X」は除湿量7.1/8.0リットルと少しパワーダウンします。
ただ、驚いたことに消費電力はそれほど変わりません。
それどころか、2kg衣類を乾燥した場合の消費電力量を比較すると、むしろこの「RAD-CS80X」の方が増えています。
、、、。
パワーはダウン、消費電力はアップ。
そして本体の大きさは同じです(重さはちょっと違います)。
いったい何のためにこの下位モデルが存在するのか、ちょっと理解に苦しみますが、この2モデルは当然のことながら本体価格が異なります。
価格差は約5,000円。
なるほど、無視出来ない差です。
電気代の差で5,000円という金額を取り戻そうとすると、それこそ数千回の衣類乾燥を行う必要がありそうなので、これはかなり難しいでしょう。
この2モデルの乾燥時間の差は2kgの場合で約15分。
仮に1年の約4分の1にあたる90日(90回)衣類乾燥を行った場合、2kgで22時間半。
乾燥させる衣類が多い場合はもっと増えますが、1年で約1日の乾燥時間の差です。それで5,000円。
うーん、、、。
もしかすると、なかなかウマいところを突いて来ているのかもしれません。
ただ、根本的にこの「RAD-CS80X」の上位モデルである「RAD-CS100X」自体が抜群の製品と言い切れないところがあるので、悩んでいるヒマがあったら別の製品に決めてしまうという選択肢もありそうなところがさらに悩ましいところだったりしそうです。
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